780万円超え!? 日産が新型「小さな高級車」発表! 全長4.4m級ボディに「上質内装」&斬新「甲冑グリル」採用! 新型SUV「キャシュカイ」欧州で登場
日産の欧州法人は2024年6月6日、マイナーチェンジを発表したばかりの新型「キャシュカイ」の価格など詳細を発表しました。。いったいどのようなクルマなのでしょうか。
いよいよ発売 その「高級SUV」のお値段は
日産の欧州法人は2024年6月6日、マイナーチェンジを発表したばかりの新型「キャシュカイ」について、価格など詳細を発表しました。
日産のコンパクトクロスオーバーSUV「キャシュカイ」は、初代モデルが2006年に登場。欧州を中心に、世界100か国以上で展開されています。
発売からヒットを続け、2024年時点で、累計販売台数は400万台以上。ロングヒットなモデルとなっています。ちなみに日本では、初代モデルが「デュアリス」として販売されたのみで、現在は展開されていません。
現行モデルはで2021年登場の3代目。2022年には「e-POWER」システムを採用したハイブリッドモデルが登場しました。
そんな3代目キャシュカイですが、2024年4月にマイナーチェンジが発表されたばかり。まずデザイン面では公式も認める「大胆な変更」があり、グリルはブーメラン状のサイドに「うろこ状」のメタルデザインを採用しています。日本の甲冑の防刃部である「うろこ」の構造をモチーフにしているといいます。
ヘッドライトはこの三角形グリルの頂辺と一体化したデザインになっていて、スタイリッシュな印象を醸し出しています。
内装は「プレミアム感」を強化し、日本・イタリア合弁の自動車内装ブランド「アルカンターラ」をダッシュボードやドアインサートなど各所に配置。安全面でも、先進運転支援機能やインフォテイメントシステムをアップデートし、欧州向け日産車で初めてGoogleビルドインが搭載されています。
ボディサイズは全長4425mm×全幅1835mm×1625mm、ホイールベース2665mm。日本展開の類似車種と比較すると、「エクストレイル」よりもややコンパクトといったサイズ感です。
パワートレインは可変圧縮エンジン「VCターボ」技術を採用した1.5リッター3気筒ターボエンジンに140kWのモーターと1.8kWhのバッテリーを組み合わせる「e-POWER」を搭載し、高レスポンス、高トルクと低燃費を両立しています。また、1.3リッター4気筒マイルドハイブリッドモデルも設定されています。
グレードは「アセンタ プレミアム」「Nコネクタ」「Nデザイン」「テクナ」「テクナ+」の5種類が展開。アロイホイールやバンパーデザイン、装備などに違いがあります。
販売価格は、最安モデルの「アセンタ プレミアム」が3万135ポンド(約605万円)、最高級モデル「テクナ+」が3万8875ポンド(約780万円)となっています。
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ポルトガル・ファロで収録された現場走行シーンでは、アルガルヴェ地方の緩やかな山並みを背に、悠々と走行する新型「キャシュカイ」の姿がおさめられています。
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