6速MTのみ! スバルが新たな「スポーツセダン」初公開! 新型「WRX tS」米で登場!「日本でも売って!」反響は?
スバルは米国で新型「WRX tS」(2025年モデル)を発表しました。STIコンプリートカーの新型「tS」とは、どのようなモデルなのでしょうか。また、日本のスバルファンの反響はどうなのでしょうか。
新型「WRX tS」ってどんなモデル?
スバルの米国法人は、2024年6月2日に開催されたスバルファン向けのイベント「Wicked Big Meet」で、新型「WRX tS」(2025年モデル)を初公開しました。
「tS」とはSTI(スバルテクニカインターナショナル)が手掛けるコンプリートカーで、過去には日本でも「WRX STI」や「WRX S4」、「BRZ」のほか、「レガシィ」や「フォレスター」などに設定されたことがあります。
今回米国でお披露目された新型WRX tSは、2025年モデルのWRXをベースとしたもの。
電子制御ダンパーと改良されたサスペンションチューニングを備えた新たなSTIチューンドサスペンションにより、パフォーマンスとハンドリング性能、乗り心地を向上させたほか、ゴールドカラーのブレンボ製ブレーキシステムを装備することで制動力や耐フェード性、ブレーキフィーリングも上がっています。
タイヤは、ウェット&ドライグリップとブレーキ性能に優れたブリヂストン「ポテンザS007」(245/35R19)を備え、サテングレー仕上げの19インチマルチスポークホイールと組み合わせました。
外観は、クリスタルブラックシリカ仕上げのドアミラー、シャークフィンアンテナ、リアスポイラーを装着することで個性的なスタイリングを実現。リアデッキリッドに「tS」バッジを配して特別なモデルであることをアピールしています。
内装は、12.3インチのデジタルメータークラスターを採用し、運転時の視認性を向上させるとともに、地図表示やルート案内など、ドライバーに必要な情報をわかりやすく表示。
さらに、フロントのレカロシートやステアリングホイール、ドアパネル、シフトトリムにブルーのアクセントカラーを採用。スタートボタンには「STI」のロゴがあしらわれるなど、特別感を演出しました。
なお、軽量化や低重心化、ヘルメット着用時のヘッドルーム確保のため、パワー・ムーンルーフは搭載されません。
パワーユニットは、271hpを発揮する2.4リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載。6速MTと組み合わせました。駆動方式はシンメトリカルAWDとし、アクティブトルクベクタリングも標準装備されます。
加えて、安全システム「アイサイトドライバーアシストテクノロジー」が標準装備され、アダプティブクルーズコントロールやプリクラッシュブレーキシステム、車線逸脱・揺れ警告、先行車発進アラートなどにより、安全性能を高めました。
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米国で新型WRX tSが発表されたことについて、日本のスバルファンはどう受け止めたのでしょうか。
SNSでは、「MT車だとか、アイサイト付きとか、日本でも発売されるといいですね」「WRXのMTモデルを期待している日本のファンからすると欲しいモデルだと思う」など、導入を希望する投稿があったほか、「なぜ、海外ばっかりカッコいいグレード」「どうせ日本では出ないでしょ」といった、諦めとも捉えられる書き込みも見受けられました。
新型WRX tSの米国での価格は2024年後半に発表され、2025年第1四半期に発売される予定です。
えーッと?コレを新型としてイイのか?まぁ くるニューだから 元車にナニか手を入れたら 新型!になるのはくるニューの常識らしいが。