トヨタ“新型”「ルーミー」まもなく登場!? 全長3.7m級で「背高&スライドドア」採用の「ハイトワゴン」! デビュー8年「大人気モデル」どうなるのか
トヨタの人気ハイトワゴン「ルーミー」はデビュー8年目を迎え、フルモデルチェンジが待たれるところ。果たして次期型ルーミーはどのようなクルマに進化するのか、徹底予想します。
認証不正問題を受け次期「ルーミー」はトヨタの厳しいチェックが入る!?
トヨタのハイトワゴン「ルーミー」は、2023年の1年間に約10万台を売り上げ、登録車ランキングで5位に位置するなど、売れ筋の人気車として君臨しています。
しかし2016年11月にデビューしたロングセラーモデルでもあり、2020年にビッグマイナーチェンジをうけているとはいえ、そろそろ次期型の投入を期待したいところ。ルーミーの次期型は、果たしてどのようなモデルとなるのでしょうか。
![新型「ルーミー」はどうなる!? [写真は「ジャパンモビリティショー2023」のトヨタコンセプトカー「カヨイバコ」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/06/20240604_TOYOTA_bB_Concept_KAYOIBAKO_001.jpg?v=1717489867)
ダイハツ工業の国内外の認証不正問題を受け、生産を停止していたダイハツ「トール」と、OEMモデルのトヨタ「ルーミー」/スバル「ジャスティ」の3兄弟車ですが、国土交通省によって道路運送車両法の基準に適合していることが確認され、2024年4月19日より生産再開となりました。
そんなルーミーは、後席両側スライドドアを備えた全長3.7mほどのコンパクトボディでありながら、広々とした室内空間や、多彩なシートアレンジ、最小回転半径4.6mという軽自動車並みの小回りなど、さまざまな魅力が凝縮されているモデル。
主要グレードは200万円以下に抑えられ、コストパフォーマンスに優れた価格設定も魅力です。
2020年9月のマイナーチェンジでは、フロントフェイスを含む内外装デザインのリフレッシュや、9インチディスプレイオーディオを全車にオプション設定、予防安全機能スマートアシストを全車標準装備にするなど、大規模な商品改良がなされました。
特に、ウェルカムパワースライドドアや、スマートフォンなどの充電用USB端子を標準装備にするなど、車内にいるときに使うことが多い装備が充実しており、また、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールも搭載し長距離運転中のドライバーの疲労軽減に貢献するなど、運転支援技術の面でも磨かれています。
生産停止の影響を受けて直近の販売台数はふるいませんが、依然として注目のモデルといえます。
ちなみに今回のダイハツ工業による認証不正を受け、トヨタとダイハツは今後、小型車開発や認証に関する責任をトヨタが持つことになり、ダイハツはトヨタから受託して開発を行う体制へ変更されました。
ダイハツが小型車開発を行う体制は従来通りですが、トヨタによる厳格なチェックが入ることで、これまでとクルマづくりが変わる可能性もあります。これはもちろん“次期型”ルーミーも対象となります。
体制が変わるとはいえ、販売絶好調のルーミーですから、トヨタとしても大変革するようなことはないはず。
ダイハツが培ってきた顧客要望を聞き取る「嗅覚」に任せることになると考えられます。



































































