ドイツのアウトバーンは「スピード出し放題」って本当?「実は、速度制限ありま…!」 実際にアウトバーンを走ってみたら“衝撃の事実”が明らかに!?

 しばらく走ると道路工事で車線規制されていました。

 ここで驚いたのが、2車線や1車線に絞る規制をしているのではなく、3車線のまま通行させていることです。

 今回遭遇した工事現場は走行車線の2車線の道幅を狭くし、一番左の車線を反対車線に持っていき3車線を確保しています。

 では反対車線はどうなっているかと言えば、全体的に道幅を狭くして3車線を維持しています。

 つまり狭くなっても上下線で片側3車線を維持していました。

 また狭くなった車線は80km制限、反対車線に飛び出した追い越し車線は100km制限というように、車線により状況に応じた速度制限が行われているのには驚きです。

 工事区間が終わると制限解除になりますが、一気に加速して追い越し車線になだれ込むことはなく、走行車線を走ってから徐々に追い越し車線に入っていき、その後走行車線に戻るということがごく当たり前に行われていました。

 もちろん速度無制限区間では速度の放題はありませんが、車線変更してくる車がいますし、後ろからさらに速い車が来る可能性がありますので、周りの状況は常に確認しながら走らなければと思うようになります。

アウトバーンでの車線規制の様子
アウトバーンでの車線規制の様子

 ちなみに、アウトバーンは無料ですが、速度制限区間では速度違反を捕まえるためオービスが設置されており、厳しく取り締まりが行われているそうです。

 現地の方にお聞きしたらパトカーなどの取り締まりも行っているそうです。

 速度無制限の道と思われていますが、実際には速度制限が頻繁に行われています。

 そして、どの車両も制限速度の標識が出ていればすぐに速度を落として制限速度で走るという、ルールが徹底されているのがよく分かりました。

 また、日本の高速道路で言うところのサービスエリアやパーキングエリアの他に、クルマを止めるだけのエリアなどもあり、適度に休息も取れるようになっていました。

 ちなみにアウトバーンの推奨速度は130kmで、道路上に130kmの制限標識も多く見られました。

 ただ速度制限の有無に限らず、周りを確認しながら安全な走行を心がけることが大切です。

【画像】えっ…!これが「アウトバーンの実態」です!(50枚以上)

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