トヨタから新型「ミニランクル」登場か!? 名前は「ランドクルーザーFJ」か? 250系に続く新モデルはレトロデザイン? いつ発売?
「ランドクルーザーFJ」の名称でまもなく登場か!?
2023年9月から11月にかけて、トヨタは「ランドホッパー」「ランドスケープ」、そして「ランドクルーザーFJ」という名称を商標登録出願しています。
その後、「ランドホッパー」は前2輪、後2輪の電動モビリティ、「ランドスケープ」が「クラウンクロスオーバー」の特別仕様車に与えられる名称であることが明らかとなりました。
一方、「ランドクルーザーFJ」については、2024年5月現在もその詳細は明らかになっていません。
しかし、「ランドクルーザー」という名称が冠されていることや、「FJ」が40系の型式名にも採用されていることから、コンパクトクルーザーEVの市販版、つまり「ミニランクル」に対してこの名称が用いられる可能性は高いと考えられます。
「FJ」の由来は「F型エンジンを搭載したジープ(Jeep)」の頭文字にあるとされていますが、もちろん「ミニランクル」が「F型エンジン」を搭載するわけではありません。
ただ、ランドクルーザーシリーズの基礎を築いた40系の型式名を、次世代を担うことになるであろうBEV版のランドクルーザーの名称に与えるというのは、決して不思議なことではありません。
ちなみに、「ジャパン・モビリティ・ショー2023」では、BEVのランドクルーザーのコンセプトモデルが出展されています。
ただ、その名称は「ランドクルーザー Se」とされており、「ランドクルーザーFJ」という名称ではありません。
このように、ここまでの流れを整理すると、コンパクトクルーザーEVの市販版が「ランドクルーザーFJ」という名称で登場する可能性は極めて高いと言えそうです。
商標登録が公開されてから数か月以内で実際に発売となるケースが多いことを考えると、すでに発売は秒読み段階ではないかという見方もあります。
その一方で、既存のランドクルーザーシリーズの供給が追いついていないことや、BEVに関する各市場の動向が大きく揺れ動いていることから、発売するタイミングについては慎重にならざるを得ないのも事実です。
また昨今のダイハツや日野、豊田自動織機などによる相次ぐ不正問題により、トヨタは「1度立ち止まる」ということで、今後の開発スケジュールなどを見直しているという話もあります。
しかしながら、これまでの流れを見る限り、近い将来に「ミニランクル」が登場することはほぼ確実と言え、その詳細についてはトヨタからの発表を待つ必要がありそうです。
ただ2026年には次世代BEVなども登場することから、それまでにはなんらかのカタチで登場する可能性は大いに有り得るかもしれません。
※ ※ ※
現在、本格派のオフローダーかつコンパクトなモデルとしては、スズキ「ジムニー」が圧倒的なシェアを誇っています。
ただ、ジムニーにはBEVモデルがラインナップされていないため、「ミニランクル」が登場したとしても、ジムニーと直接競合することはなさそうです。
むしろ、国産コンパクトオフローダーの2台巨頭として、両車が世界を席巻することになるかもしれません。
初代のRAV4に毛が生えた物でしよ。懲りてないの?
このままなら欲しい♡