全長4.2m! レクサス新型「小さな4ドアスポーツカー」実車公開! 300馬力超え「ターボ4WD」×クラス超え「上質インテリア」採用! 「LBX RR」S耐で披露
2024年5月開催の「スーパー耐久シリーズ2024 第2戦」会場で展示されたレクサス「LBX MORIZO RR CONCEPT」とは、どのようなモデルなのでしょうか。
「特別なLBX」がS耐に登場! 中身がスゴイ
2024年5月24日から5月26日にかけて、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で「スーパー耐久シリーズ2024 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」が開催されました。
会場内ではブース出展も実施され、活況を見せていましたが、なかでもレクサスブースで展示された「LBX MORIZO RR CONCEPT」(以下、LBX RR)は注目を集めていました。どのようなモデルなのでしょうか。
新型LBXは2023年11月に発売されたコンパクトSUVです。
レクサス最小となるコンパクトサイズながら、レクサスブランドにふさわしい上質で爽快な走りやデザイン性も追求しています。
LBX RRは、このLBXをベースに、特別な内外装を仕立て、走行性能も強化したハイパフォーマンスモデルで、2024年1月に開催の「東京オートサロン2024」で“モリゾウの愛車”として世界初公開されました。
レクサスによると、“モリゾウ”ことマスタードライバーである豊田 章男氏と共に、レクサスらしい上質な走りと洗練されたデザインはそのままに、クルマとの対話を楽しみ、思わず笑みがあふれ、非日常の高揚感を味わえるハイパフォーマンスモデルを目指したと言います。
ボディサイズは全長4190mm×全幅1845mm×全高1535mmと、LBXの標準モデルよりもワイドかつ低く仕上げられています。
エクステリアは、専用のイエロー加飾を装備したアグレッシブな形状のフロントバンパーを装着し、通常のLBXとは一線を画す雰囲気をまとっています。
ボディサイドは同色のフェンダーアーチモール・ロッカーモールを装備したほか、ブラックメッキのウインドウモール、メッシュ形状の19インチ専用鍛造アルミホイールなどを採用。
上質さはそのままに、走行性能の高さを予感させる、スポーティなデザインにまとめられています。
リアはオリジナルバンパーに専用「MORIZO RR」バッジが付与され、大径の左右2本出しマフラーを装備するなど、スポーツマシンのような佇まいを実現しました。
インテリアはブラック×サドルタンの2トーンカラーで、ベースモデルと同等の豪華な仕立てですが、専用スポーツシートやアルミペダルに加え、MORIZO RRロゴをあしらったイエローのシートベルトを装着。
ラグジュアリー感のなかにイエローのアクセントを施すことで、程よくスポーティさを感じさせるものとなっています。
これらのイエローアクセントは「モリゾウのシグネチャーカラー」だとしており、モリゾウ氏のセンスを随所に散りばめたコーディネートです。
そしてパワートレインは、「GRヤリス」に搭載されるものと同一の1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボエンジン「G16E-GTS」型に8速ATを組み合わせたもので、最高出力304馬力・最大トルク400Nmを発揮。
駆動方式はフルタイム4WDとなり、デフにはトルセンLSDを装着。ブレーキはフロントに18インチのベンチレーテッドディスク、リアに16インチのディスクを採用し、タイヤサイズも前後235/45R19となるなど、大幅な走行性能の向上が図られました。
ボディやサスペンションも専用チューニングが施されるなど、全身にわたって「スーパースポーツSUVに仕上げられています。
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スーパー耐久シリーズ会場では、各ブースでカスタムカーやスポーツモデルが展示されていましたが、そのなかでも特別に仕立てたスポーツモデルということもあり、LBX RRには特に注目が注がれていました。
来場者からは「黄色のアクセントがカッコいい!」「内装の仕立てがいいですね」と、モリゾウ氏ならではのセンスで仕上げられたコーディネートを評価するコメントや、「早く市販化されないかな」と、発売を待ち望む声が聞かれました。
なお、レクサスは東京オートサロン2024での初披露時に、あくまでもコンセプトとだしつつも市販化に向けた検討が進んでいると話しており、今後登場に期待がかかる1台です。
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