「最も安い」&「最も高い」“自動車税”っていくら? 最低額/最高額の条件とは!? 営業車抑えて“自家用乗用車”が一番高いのか
トラックやバスより「乗用車」のほうが自動車税が高かった!?
では、トラックやバスなどの大型車の場合ではどうなのでしょうか。
ここでは「トラック」「バス」「キャンピング車」「小型三輪」の4種類を見ていきます。
トラックでは、最大積載量1トン以下から、1トンから2トン、14トンから15トンまでと、1トンごとに項目が分けられています。15超を超える場合は15超の税額に積載量によって税額が加算されます。
営業用のケースでみると、標準税率の場合1トン以下では「6500円」、14超から15トン以下では「6万2400円」です。
軽課(75%軽減)が適用されると、1トン以下では「2000円」、14超から15トン以下では「1万5900円」となります。
一方重課措置はトラックの場合は10%加算の措置のため、1トン以下では「7100円」、14超から15トン以下では「6万8100円」の税額です。
このほか被けん引車やロータリーエンジン車など、車種によっても税額が異なります。
バスの場合は乗車定員によってケースが分かれ、30人以下から、30人超40人以下、40人超50人以下、80人超などと7項目に分けられています。
営業用(一般乗合用)の標準税率の場合、30人以下では「1万2000円」、80人超では「2万9000円」です。
軽課(75%)が適用されると30人以下では「3000円」、80人超では「7500円」となり、一方で重課は一般乗合用の営業用バスは対象外となります。
そして特殊用途車に分けられるキャンピング車では、総排気量は1リットル以下(電気自動車含)から6リットル超の10項目に分けられます。
自家用の標準税率の場合、1リットル以下では「2万円」、6リットル超では「8万8000円」です。
軽課(75%)が適用されると1リットル以下では「5000円」、6リットル超では「2万2000円」に変わります。
一方重課(15%)が適用されると、1リットル以下では「2万7100円」、6リットル超では「10万2100円」となります。
自家用の小型三輪では標準税額は「6000円」、軽課(75%)では「1500円」、重課(15%)では「6900円」です。
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総合的にみると最も低い自動車税額は、軽課(75%)が適用された自家用の小型三輪の1500円、最も高いのは重課(15%)が適用された乗用車(自家用)の排気量6リットル超の12万7600円でした。
このほか、自動車税の年税額は特殊用車両、営業用、車両の種類によっても細かく設定されています。
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