まさかの「ランボルギーニ“ミニバン”」! “V12”搭載&斬新「2列目1人乗り」仕様! ガルウィングも採用の「ジェネシス」とは

1988年にベルトーネが提案した、ランボルギーニ向けミニバンのコンセプトカーが「ジェネシス」です。ぶっ飛んだコンセプトとデザインを持っていたジェネシスとは、どんなクルマだったのでしょうか。

ランボルギーニのV12を積んだミニバン「ジェネシス」

 世界有数のスポーツカーメーカーであるランボルギーニ。50歳以上の「スーパーカー世代」には、カウンタックやミウラなどのスーパーカーが記憶に刷り込まれている人も少なくないでしょう。

こんなのあったの!? ランボルギーニ「ジェネシス」
こんなのあったの!? ランボルギーニ「ジェネシス」

 そんなランボルギーニも、V12エンジンをミッドシップレイアウトで搭載した「チータ」、その系譜を継ぎV12エンジンをフロントに載せた市販モデル「LM002」といったオフロード4WD車を製作・販売していたことがあります。

 そして2018年には、4リッターV8ツインターボエンジンにより最高出力650psオーバーをマークする高性能SUV「ウルス」を発売。2023年には同社年間販売台数の約6割に相当する6000台以上を記録し、いまやランボルギーニの主力とも呼べるクルマになりました。

 このように、ランボルギーニはスポーツカー以外にもユーティリティを重視したクルマがコンセプトカー・市販を含めていくつか存在します。とはいえ、ピープルムーバー(多人数乗車モデル)の雰囲気がないのも確かです。

 そんなランボルギーニですが、とんでもないコンセプトとデザインなのに、5名の乗員が快適に移動でき、実用性が高い“ミニバン”を作ったことがありました。それが、ランボルギーニのためにイタリアの名門カロッツェリア「ベルトーネ」が製作したデザインスタディのジェネシスです。ランボルギーニ ジェネシスと呼ばれることもあるようです。

 ジェネシスの登場は、1988年のトリノショー。極端に長いフロントオーバーハング、これまた極端に短いリアオーバーハングのワンモーションフォルム、広大なフロントウインドウ、二段式のサイドウィンドウなど、その未来的なディティール、特徴を述べたら枚挙にいとまがありません。

 しかし、さらに驚きなのは、フロントドアに「ガルウィングドア」が採用されていたことです。

 カウンタックなど、一連のランボルギーニ製スポーツカーのように真上に開く「跳ね上げ式」ではありませんが、横に開かないドアはまさにランボルギーニの象徴。開いた際の雰囲気は、どことなく甲虫類の硬い翅(はね)を思わせました。

【画像】超カッコイイ! 斬新すぎる「ランボルギーニ”ミニバン”」を画像で見る(30枚以上)

まさか自分のクルマが… 高級外車のような超高音質にできるとっておきの方法を見る!

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

2件のコメント

  1. 近年、自動車関連記事を読んで思う事…
    ライターさん方は
    「ミッドシップレイアウト」
    =「キャビン後方にエンジンを搭載した車」
    だと思ってるのかな?
    違いますよ。
    記事書く以上、もっと勉強して下さい。
    車好きな読者が低能扱いされているのか…
    車関連ライターが低能化しているのか…
    いずれにせよ、悲しい…

  2. 『ジェネシス』?某國の自動車会社のブランドにも有ッたな、とコノ形式はバタフライドア ッて言ッたよーな?。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー