GW後のほうが「高速料金」”安い”ってマジ!? 実は長期連休外こそ狙い目! お得すぎる「周遊プラン」とは
宿泊や観光施設とセットになったさらにお得なプランも
高速道路周遊パスは、シンプルに高速道路を周遊するプランのほか、高速道路の周遊に加え、観光施設入園券やお買物券がセットになったプラン、宿泊商品券がセットになったプランなどがあります。
あらかじめ目的地があっての利用の場合もお得ですが、高速道路周遊パスの各プランを見ることで、これまで気が付かなかった観光スポットも発見できたりするので、ドライブプランを立てる際にチェックする手もあります。
また高速道路周遊パスには、観光施設やサービスエリアでの優待特典などがついている場合もあるので、ドライブ旅をよりお得に利用することができます。
筆者(くるまのニュースライター HAMATARO)の場合、平日の単純往復での利用でしたが、高速道路周遊パスを利用して、ちょっとした裏技を使ったことがありました。
平日の日中に普通車で東北道の川口JCT(埼玉県川口市)と平泉スマートIC(岩手県平泉町)を往復すると、通常は1万8600円(往復)です。
このインター間を利用する高速道路周遊パスなら、岩手県が周遊区間に含まれる「首都圏発東北6県周遊プラン」[3日間有効/1万6000円]を選ぶのが一般的ですが、筆者はあえて、平泉スマートICが含まれていない「南東北周遊プラン」を申し込みました。
まず川口JCTから東北道を走り、南東北周遊プラン北限の若柳金成IC(宮城県栗原市)でいったん途中下車した後、再度高速に乗り直し、プランを使わずに目的地の平泉スマートICへ到着。
帰りも平泉スマートICから通常料金で高速に乗って若柳金成ICで途中下車し、そこから南東北周遊プランを再開して、川口ジャンクションへ帰ってきました。
この場合、南東北周遊プラン1万1500円に若林金成ICから平泉スマートIC間の往復1060円をプラスして、合計1万2560円に収まります。
そうすると、首都圏発東北6県周遊プラン(1万6000円)を利用するよりも3440円お得な計算になるのです。
なおプランの価格や利用条件などは順次変更される場合があり、さらに季節限定のプランなども設定されます。
常に公式ウェブサイトなどをチェックして最新の情報を確認しておくと良いでしょう。
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大変お得な高速道路周遊パスですが、必ずしもお得にならないケースもあります。
例えば周遊エリアでの乗り降りがあまりなく、出発地と目的地の往復移動くらいで終わってしまう場合です。
また注意点として、「出発エリア」と、乗り放題の「周遊エリア」のあいだの区間で途中下車する場合、多くの周遊プランはサポートしていません。
そうした「範囲外」で乗り降りしたい場合、休日割引や深夜割引を利用した方がお得となるケースもあります。
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