やっぱり地獄でした!GWの高速「48km渋滞」地獄の様子が明らかに!? 「分かってるけど仕方ない!」ずらし移動できない人々の「嘆きの声」も多数

NEXCO各社は2024年5月8日、今年のゴールデンウイークの渋滞状況を結果報告しました。どんな悲惨な状況だったのでしょうか。

巻き込まれると、まさに「地獄」!?

 NEXCO各社は2024年5月8日、今年のゴールデンウイークの渋滞状況を結果報告しました。
 
 事前に「この時間帯はこれだけ混みますよ!」と大々的に告知されていましたが、やっぱりその時間帯に大渋滞となった高速道路。どんな悲惨な状況だったのでしょうか。

渋滞する高速道路のイメージ
渋滞する高速道路のイメージ

 もっとも強烈な渋滞となったのは、東北道上りの岩槻IC付近で「47.5km」。GW前半3連休の帰宅ラッシュである、4月29日 18時40分にピークを迎えました。事故も起きていたため、渋滞がさらに悪化した模様です。

 それに匹敵するのが、中央道下りの上野原IC付近で「45.5km」。GW後半初日の5月3日で、早朝である6時25分にも関わらず、このありさま。しかも東北道とは違って「事故も起きていないのに超渋滞」というから驚きです。

 その他首都圏では、東名上りの秦野中井IC付近で31.4km(5/4 21時台)、関越道下りの東松山IC付近で38.3km(5/3 7時台)と続きます。

 首都圏以外でも、新名神上りの川西IC手前で28.2km、神戸淡路鳴門道上りの北淡IC付近で33km、九州道下りの鳥栖JCT付近で32.3kmなど、主要渋滞箇所は軒並み立ち往生レベルの渋滞になったといいます。

 この渋滞度合いは、昨年(2023年)と比べると、平均日交通量では「101%」と、ほぼ同じでした。10km以上の渋滞回数に至っては「298回→297回」と、ほぼ全く変わっていません。

 裏を返せば、「ずらし移動をしない層は、やっぱり今年もずらし移動をしなかった」という背景も見え隠れします。

 千葉から山中湖に出かけたという40代男性は、5月3日7時台に、中央道下りの国立府中IC付近で渋滞に遭遇。まさに「日本一の渋滞」が起きたタイミングにバッチリ、渋滞の餌食になってしまったといいます。

 この男性は、あらかじめ報道などで、この日のこの時間帯が混むことを把握していたそうです。それでも「子供もいるし、4時台起きというのもキツい。結局このタイミングに出かけるしかなかった」として、「ずらし移動は理想論だ」と語っていました。

 八王子JCTを過ぎるまで、実に1時間もピクリとも動かない状況だったといいます。幸いなことに家族は車内で爆睡してようですが、「どうせ車内で眠るなら、もっと早起きしたらよかったね」という後悔も。

 SNSでも同様の声は多く、「GWの中央道なんて混むに決まってるのに分かってて渋滞にハマるの悔しい」「家族のためにノロノロ渋滞の中頑張った」「えぐい地獄」「GW舐めてた」「尿意が限界で下道にしてもらったけど下道も混んでた」「もーいやGWこの世から消してほしい」というコメントも。

 ちなみに、昨年の最も激しい渋滞は、関越道下りの藤岡JCT付近で発生した「54.0km」で、GW後半スタートの5月3日 9時台にピークを迎えていました。

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