「東海環状道直結」に前進!? 「豊田南バイパス」全通予定が発表! 2026年度に瀬戸方面へ直結 “渋滞市街”ぐるりスルーの幹線道路
愛知県で整備中の「豊田南バイパス」について、全線開通予定が「2026年度」と発表されました。いよいよ開通めどが明らかになったこの道路、完成すればどう便利になるのでしょうか。
混雑市街地をぐるりバイパス
国土交通省 中部地方整備局は2024年4月26日、愛知県で整備中の「豊田南バイパス」について、全線開通予定を「2026年度」と発表しました。
いよいよ開通めどが明らかになったこの道路、完成すればどう便利になるのでしょうか。
豊田南バイパスは、国道155号のバイパスとして整備中の道路です。
愛知県豊田市の混雑する中心市街地をぐるっと迂回し、各幹線道路をつなぐ役目を果たします。伊勢湾岸道の豊田南IC付近から名神の豊田ICまでをショートカットし、国道153号(豊田西バイパス)へ直結する区間が開通済みです。
今回「2026年度開通」が発表されたのは、そこからさらに東へ延伸し、国道155号へ至る残り3.7kmの区間です。完成すれば、ひとまず愛知県中部から瀬戸方面へ、下道の直結ルートが誕生することとなり、スムーズな縦横移動が可能になります。
現時点で、現場ではまず川や道路をまたいでいく交差部分の橋梁が、姿を見せています。すでに橋桁が架けられている状況です。それ以外の場所でも、橋梁がニョキニョキと並び、掘割部分の擁壁も姿を現してきています。
とはいえこのバイパス道路が真価を発揮するのは、豊田南バイパスの延長線である「豊田北バイパス」が全通してから。豊田北バイパスは豊田市街地の北側をまわり、東海環状道の豊田勘八ICへ直結することとなります。
豊田北バイパスまでが完成すれば、豊田市街地外縁の環状道路が完成するほか、武豊・半田方面からの「ナナメ南北軸」が東海環状道へつながり、北陸方面へのスムーズな運搬経路としての期待もあります。
気になる豊田北バイパスの未開通部4.9kmですが、開通めどはまだ発表されていません。しかし現場では、一部工区ですでに掘割部分の擁壁が姿を現してきています。
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