高速SA・PAで「車中泊」はダメ? 睡魔に襲われたら「仮眠を…」 では仮眠と車中泊の定義はある?
仮眠と車中泊の定義の境界線はどこ?
さて、サービスエリアやパーキングエリアで仮眠をとることは認められているようですが、いっけん車中泊との違いがわかりにくいかもしれません。
仮眠と車中泊の境界線は曖昧なもので、私たちのモラルが試されているようにも考えられます。
仮眠と車中泊の違いについて、前出の担当者は 「弊社では仮眠と車中泊の違いを明確に定義していませんが、宿泊を目的とした駐車はご遠慮いただいております」と話します。
ただ、高速道路を降りずに車中泊をすることも可能です。これについて、前出の担当者は次のように話します。
「新名神高速道路 鈴鹿パーキングエリア(上り)では、駐車場に直結する高速道路で全国初となる車中泊スポット『RVステーション鈴鹿PA』を営業中ですので、ぜひご利用ください」
![全国初となる車中泊スポット「RVステーション鈴鹿PA」](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2022/11/20221101_suzuka_001.jpg?v=1667268133)
このように一部では車中泊が可能な場所も展開されています。
また全国各地には「高速道路を降りずに宿泊できる」というのが特徴の「ハイウェイホテル」が存在します。
これはサービスエリアやパーキングエリア内にある宿泊施設です。
各ハイウェイホテルにより、価格や部屋タイプ、設備は異なります。
たとえば、仮眠だけであれば名神高速道路にあるEXPASA多賀サービスエリア内の「レストイン多賀」にて、6時間2500円で利用可能です。
また宿泊であれば東名高速道路の上郷SAにある「ファーストラウンジ上郷」では1泊3000円から設定されています。
このような施設は、徐々に増えており、どうしても移動の途中で宿泊をしたいということであれば、利用するのもありかもしれません。
1 2
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。