高速SA・PAで「車中泊」はダメ? 睡魔に襲われたら「仮眠を…」 では仮眠と車中泊の定義はある?
仮眠と車中泊の定義の境界線はどこ?
さて、サービスエリアやパーキングエリアで仮眠をとることは認められているようですが、いっけん車中泊との違いがわかりにくいかもしれません。
仮眠と車中泊の境界線は曖昧なもので、私たちのモラルが試されているようにも考えられます。
仮眠と車中泊の違いについて、前出の担当者は 「弊社では仮眠と車中泊の違いを明確に定義していませんが、宿泊を目的とした駐車はご遠慮いただいております」と話します。
ただ、高速道路を降りずに車中泊をすることも可能です。これについて、前出の担当者は次のように話します。
「新名神高速道路 鈴鹿パーキングエリア(上り)では、駐車場に直結する高速道路で全国初となる車中泊スポット『RVステーション鈴鹿PA』を営業中ですので、ぜひご利用ください」

このように一部では車中泊が可能な場所も展開されています。
また全国各地には「高速道路を降りずに宿泊できる」というのが特徴の「ハイウェイホテル」が存在します。
これはサービスエリアやパーキングエリア内にある宿泊施設です。
各ハイウェイホテルにより、価格や部屋タイプ、設備は異なります。
たとえば、仮眠だけであれば名神高速道路にあるEXPASA多賀サービスエリア内の「レストイン多賀」にて、6時間2500円で利用可能です。
また宿泊であれば東名高速道路の上郷SAにある「ファーストラウンジ上郷」では1泊3000円から設定されています。
このような施設は、徐々に増えており、どうしても移動の途中で宿泊をしたいということであれば、利用するのもありかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。












































