6速MTあり! 全長5.4m超のトヨタ新型「タフすぎ車」発表! パワフルなハイブリッド搭載した「新型タコマ」約610万円から米で発売

米国トヨタは、新型「タコマ」のハイブリッド仕様車を2024年4月23日に発表しました。2023年12月に登場した同車にとって待望のモデルとなりますが、どのような特徴があるのでしょうか。

ハイパワーなハイブリッド車も設定へ!

 トヨタの米国法人は2024年4月23日(現地日時)、ピックアップトラック「タコマ」のラインナップにハイブリッド仕様車を追加すると発表しました。

トヨタ新型「タコマ」
トヨタ新型「タコマ」

 タコマは、20年近くにわたってミドルサイズのピックアップトラックのセグメントを席捲してきた、トヨタの誇る人気モデル。

 2023年12月に約8年ぶりのフルモデルチェンジを行ない4代目へと進化しましたが、このときは2.4リッターターボエンジンを搭載するガソリンモデルのみ仕様が明らかにされており、ハイブリッドモデルの詳細はアナウンスされていませんでした。

 今回ようやく、目玉モデルとなっていたハイブリッド仕様車の詳細が発表され、晩春に発売予定であることが明らかになり、新型タコマのフルラインナップがようやく完成したかたちです。

 そんな新型タコマは、従来モデルも備えていた耐久性や信頼性といった特徴を受け継ぎつつ、よりタフで強靭なスタイリングと、どこにでも行ける悪路走破性、そして最新の技術を採用します。

 ボディサイズは、全長5410-5440mm×全幅1953-2034mm×全高1877-1925mm。ホイールベースは3350mmと、先代モデルを超える大きなボディを持ち、剛性も向上していますが、車体にはアルミニウムも用いることで重量の軽量化を実現。

 また、サスペンションに新しいコイルスプリング・マルチリンク・リアサスペンションを採用している点も特徴で、オンロードでもオフロードでも優れた乗り心地をとハンドリングを体感できます。

 そして新型タコマのハイブリッド仕様が搭載するパワートレインは、2.4リッターターボエンジンにモーターを組み合わせた「i-FORCE MAX」に、8速ATのトランスミッションを設定

 このi-FORCE MAXはシステム最高出力326ps・システム最大トルク465lb.-ft.を発揮し、高い動力性能と環境性能を兼ね備えます。

 新型タコマのデザインは、カリフォルニア州にあるトヨタの北米拠点 CALTYデザインセンターが担当。

 先代モデル以上に角張った存在感のある外観デザインに、スキッドプレート風のフロントバンパーや張り出したワイドフェンダーを組み合わせ、アウトドアでの激しい使用にも耐える“強いマシン”らしさを強調しました。

 またインテリアも、エクステリア同様に直線基調の仕立てとなっており、14インチタッチスクリーンディスプレイのトヨタオーディオ マルチメディアシステムといった最新装備が中央に備わります。

 ピックアップのボディタイプは、4ドアのダブルキャブ(5人乗り)と2ドアのエクストラキャブ(2人乗り)の2つのスタイルを用意。

 エクストラキャブにはリアドアや後部座席はありませんが、多くの収納オプションが設定されているため、キャビンを最大限に活用することができるといいます。

※ ※ ※

 新型タコマの米国での価格は、3万1500ドルから6万3900ドルで、日本円にして約488万円から約990万円。

 新たに追加したハイブリッド仕様車は、3万9400ドル(約610万円)からのスタートとなります。

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