日産が新型「小さな高級車」発表! 全長4.3m級&上質内装を採用! 高級スニーカーから発想得た「キックス」とは
日産は新型「キックス」を世界初公開し、今夏より北米市場で発売すると発表。今回新たに日産のデザイナーが語った様子が公開されました。
日産のデザイナーが語るキックスの大胆な新フォルム誕生の経緯
2024年3月23日に日産は、新型「キックス」を世界初公開し、今夏より北米市場で発売すると発表しました。
スニーカーをヒントにしたという新型キックスはどのようにして誕生したのでしょうか。
4月23日には新型キックスについて、日産のデザイナーが語った様子が公開されました。
8年ぶりとなるフルモデルチェンジが実施され、グローバルモデルとして2代目に進化したキックス。
コンセプトは「ストリートで映える高級スニーカーのような洗練されたデザイン」を採用し、高級スニーカーのソールからインスパイアされた立体的な造形を採用しています。
フロントは、日産の最新キーデザインとなる「デジタルVモーション」を進化させ、フロントグリルから連続するようにポジションランプを装着しました。
一方のリアはフェンダーと一体化した逆L字型のリアコンビネーションランプを用いることでワイド感を強調し、存在感を高めています。
インテリアは繭に包まれる感覚を表現。インパネには、レッドステッチやカーボン調加飾を施し、ブラックとレッドのグラデーションパターンをシートにあしらうことでモダンな空間を実現しました。
このような特徴を持つ新型キックスですが、新フォルム誕生の経緯とはどのようなものなのでしょうか。
日産のシニアデザイナーとなるケン・リー氏は「私たちが最初に新型キックスをデザインしようとしたとき、私たちが伝えたかった最大のメッセージは、俊敏性とタフネスを同時に実現するというものだった」と語っています。
新型キックスのデザインコンセプトを決めるために、世界中にある日産のデザインスタジオでコンペが行われました。
最終的なエクステリアデザインは、サンディエゴにある日産デザインアメリカのシニアデザインマネージャーであるマーカス・クアック氏によって作成されました。
なお新型キックスは、コントラストのあるルーフを備えたポップなカラーや、車内のスポーティな生地のインサートなど随所に高級スニーカーの要素が見られます。そのことについて、リー氏は次のように語ります。
「スニーカーカルチャーを見ると、たくさんの活気、エネルギー、新しいアイデアが溢れています。
私も含めて、多くのデザイナーがそれを魅力的に感じています」
またクアック氏は「設計者はドライバーが車両に近づいたときに即座に保護されていると感じられるようにすることも望んでいた」と述べました。
そこでチームはアメリカンフットボールの守備ポジションであるラインバッカーに注目したと言います。
「私たちのインスピレーションは、丈夫な肩パッドの上に丸いヘルメットをかぶったアメリカンフットボール選手が描かれていました。
新型キックスの正面図を見るとそれがわかります。大きくて丈夫なフェンダーと、その上に置かれた丸いキャビンが特徴です」
またクワッチ氏によれば、「デイタイムランニングライトはサッカー選手の目の黒からインスピレーションを得た」と付け加えています。
最近の日産のデザインとかグリルはどうかな~と思ってましたがこのキックスは良いと思います。
大きいメッキグリルで威圧感あたえる様な
物より大胆なブラックのグリルが良い。