200万円級のトヨタ「コンパクトSUV」何がいい? 「ちょうど良すぎる」のが魅力!? 大人気の「カローラクロス」支持される理由は?
カローラクロスオーナーはどう評価?
実際のユーザーはカローラクロスについてどう思っているのでしょうか。
ネットでの反応を見る限り、おおむね共通しているのが「サイズ的にちょうどいい」や「コスパがいいSUV」「どんなシーンでも使える」といった使い勝手の良さを評価していること。これはメーカーの戦略通りの評価と言えそうです。
また、都内の中古車販売店のK店長も、このサイズ感が非常に好評だと教えてくれました。
「SUVは欲しいけれど、駐車場の大きさで諦めていた人やはじめてマイカーを所有する初心者の人がカローラクロスを購入されましたが、ちょうどいいサイズだとおっしゃっていました。
感覚的には初代や2代目までのRAV4に近いイメージかと思います」

よくある話ですがSUVは見た目の割に積載性が良くありません。車内高は十分あるのですが、走破性などを考慮してリアのオーバーハングが短めなスタイルなのが影響しています。
ネットの評価を見ても「荷物が載らない」や「リアシートを倒してもフラットにならない」などの意見が。ただ、RAV4並みの容量(487L)は確保しているので、必要十分とはいえます。
ただ細かい収納も少ないため、「ゴミ箱やティッシュを置けない」など荷物が多いときは不満に感じる場面もありそうです。
内装の質感は華美な加飾はなく、シンプルなブラック一色。後席も広いとは言えないようで、「後部座席が狭い」という意見が多いようです。
一方で、操縦性や燃費はおおむね好評のようです。
多人数乗車や荷物多めといったSUVらしい使い方すると燃費が悪化しやすい傾向にあるようですが、パワフルでないぶん「扱いやすい」という側面を好意的に捉えているユーザーが多く、運転がしやすい点はメリットとなっています。
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結論としては、カローラクロスはワイルド感には欠けるものの、カローラブランドならではの扱いやすさ、華美でないぶん飽きの来ないシンプルなインテリア、充実した安全装備など総合的には満足度の高いクルマと評価できそうです。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。















































