スバルが「ステレオカメラ×AI」を「次世代アイサイト」に搭載へ! 米・AMDと協業で実現
スバルは半導体企業であるAMDと協業を開始し、ステレオカメラの認識処理とAI推論処理を融合したSoCを搭載する次世代アイサイトを2020年代後半に実現する計画を発表しました。
AIを用いた「アイサイト」でもっと安全に!
スバルは2024年4月19日、米・カリフォルニアの半導体企業であるAMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ/以下、AMD)と、ステレオカメラの認識処理とAI推論処理を融合し最適な判断結果を出力可能なSoC(システムオンチップ)の最適化に関する協業を開始することを発表しました。
スバルは、AMDにて発表された「Versal AI Edge Series Gen 2」を採用し、最先端のAI推論性能や超低遅延な演算処理を低コストで実現するため、SoC最適化に向けた回路設計を開始。
同社が長年培ってきたステレオカメラの認識処理にさらなる性能向上を合わせ、2020年代後半の次世代「EyeSight(アイサイト)」に搭載することを計画しているといいます。
スバルは、運転支援システム「アイサイト」に代表される「予防安全」を始め、「0次安全」「走行安全」「衝突安全」に「つながる安全」を加えた総合安全思想に基づき、車両を開発しており、今後もこれらの注力領域をさらに強化することで、2030年死亡交通事故ゼロの実現を目指します。
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