マツダが「新型3列シートSUV」世界初公開へ! “新”「最上級モデル」まもなく登場! 国内投入の新型「CX-80」 18日に欧州で披露
マツダの欧州法人は、新型「CX-80」のティザー画像を公式Xで公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
3列シートの新型「CX-80」 まもなく世界初公開
マツダの欧州法人は2024年4月15日、新型SUV「CX-80」のティザー画像を公式Xで公開しました。
新型CX-80は現地時間の4月18日に公式YouTubeで公開される予定です。
マツダは2021年10月に「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画(以下「SUV拡充計画」)」を発表しています。
このSUV拡充計画では、グローバルでSUVが人気を博していることから、2022年より段階的に各市場のニーズに合う新型SUVの投入計画を示しました。
投入予定のSUVは「スモール商品群」と「ラージ商品群」に分別されており、スモール商品群は国内未投入のミディアムサイズモデル「CX-50」がすでに米国・中国で展開されています。
ラージ商品群は4タイプの展開で、2列シートモデルと3列シートモデルが用意されます。
また、投入地域の道路環境などが考慮され、米国や豪州などでは全幅の大きいワイドボディ仕様を、狭い道が多い欧州や日本では全幅を抑えたナローボディ仕様が投入される予定です。
まず、日本・欧州向けの2列シートナローボディモデル「CX-60」が2022年9月に発売されました。
CX-60は、FRベースの新世代アーキテクチャーを採用したほか、パワーユニットは3.3リッター直列6気筒のディーゼルエンジン/ガソリンエンジン、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンを用意しており、直列6気筒エンジンではマイルドハイブリッドを、直列4気筒ではプラグインハイブリッド仕様も設定されています。
次いで、北米向けの3列シートワイドボディモデル「CX-90」が2023年1月に発売。CX-60とパワートレインやデザインなどはおおむね共通ながら、従来の「CX-9」の後継モデルとして登場しました。
さらに、2列シートワイドボディモデル「CX-70」が2024年1月に世界初公開され、今春から販売されます。
このCX-70は専用ボディではなくCX-90と共通で、3列シートを装備しない点やデザインの一部を除き、ボディ形状やサイズ、パワーユニットが同一となっています。
そして、残るは3列シートのナローボディモデル CX-80のみとなっており、日本にも投入されることから動向が注目されていました。
今回マツダの欧州法人が投稿したティザー画像は、新型CX-80の左クオーター周辺部のもので、CX-60と比較するとクオーターウインドウのサイズが大きいことから、リアが拡大され3列目分のスペースが設けられていることが確認できます。
一方で、ワイドボディ仕様のCX-90とはなだらかなテールゲート形状は共通性を感じさせるものの、クオーター周辺部の処理が異なっていることから、CX-70・CX-90の関係性とは異なり、専用設計のボディが用意されることがわかりました。
なお、新型CX-80に関してこれ以外のティザー画像や詳細情報は発表されておらず、18日の正式発表に向けて期待が高まっています。
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日本では3列シートSUV「CX-8」が2023年12月をもって生産終了しており、一時的にマツダの新車ラインナップから3列シートモデルが消滅していました。
フラッグシップモデルの役割もCX-60が務めていましたが、CX-80が登場すれば新たな最上級モデルとしての側面を持つことになります。
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