全長5m超えトヨタ「大型バン」公開! 縦4灯テール採用の斬新デザイン!? 「新型ハイエース」特許庁公表で、市販化は?

ハイエースはBEVだけじゃない!? 可能性を秘めたグローバル展開とは

 大きな話題を呼んだグローバル ハイエース BEV コンセプトですが、2024年4月時点では、具体的な市販の予定はアナウンスされていません。

 一方、2024年3月に、グローバル ハイエース BEV コンセプトと見られるデザインが特許庁に意匠登録されたことが明らかとなっています。

 意匠登録されたデザインを見ると、先進的なフロントマスクやリアコンビネーションランプ、観音開き式のリアドアなどといったグローバル ハイエース BEV コンセプトの特徴的な要素がすべて再現されていることがわかります。

 特許庁に意匠登録されたものが必ず市販されるわけではありませんが、市販されるモデルのほぼすべてが意匠登録されていることを考えると、近い将来にグローバル ハイエース BEV コンセプトの市販版が登場する可能性は高いと見られます。

 ただ、グローバル ハイエース BEV コンセプトのパワートレインについては具体的に明らかにされておらず、スペックや航続距離についても不明です。

 商用BEVという点では、トヨタは欧州市場で「プロエース エレクトリック」などを販売していますが、これはステランティスからOEM供給を受けているモデルであるため、次期ハイエースと直接の関係はなさそうです。

 このように、現時点ではグローバル ハイエース BEV コンセプトの市販版については、ほとんど情報がないというのが実情です。

 しかし、グローバル ハイエース BEV コンセプトが市販されれば、多くのユーザーに直接的・間接的に影響を与えるモデルとなることは確実であり、トヨタ車体による新情報が待たれます。

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水素エンジンを搭載する「ハイエース300系」はすでに海外で実証実験を行っている
水素エンジンを搭載する「ハイエース300系」はすでに海外で実証実験を行っている

 なお2023年11月11日にトヨタは300系の試作車として水素エンジンを搭載したモデルをお披露目しています。

 またその際にトヨタの中嶋裕樹副社長は「ハイエースに関しては、FCEV(燃料電池車)と水素エンジン、さらにはハイブリッドも検討している」と語っていました。

 こうしたこともあり、グローバルで活躍するハイエースのマルチパスウェイ戦略において、従来のガソリン・ディーゼル以外となるカーボンニュートラルなパワートレインは近々登場すること可能性は大いに高いと見られます。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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