トヨタの人気商用車「ハイエース」買うなら新車・中古車どっちがいい? 20年目の“ご長寿モデル”の魅力とは?

トヨタの商用バン「ハイエース」は、現行モデル登場から20年が経過するロングセラーモデルですが、絶大な人気を誇ります。どのような魅力があるのでしょうか。

「ハイエース」が愛され続ける理由とは?

 トヨタ「ランドクルーザー」に続く、超長寿モデルとして初代から57年もその名を受け継いできたのが「ハイエース」です。
 
 現行モデルは2004年にデビューした200系で、新車でも中古車でも高い人気を誇ります。
 
 登場から20年が経ち、マイナーチェンジや改良を重ねてアップデートされているものの、基本設計は当時のままというロングセラーモデルですが、一体どのような魅力があるのでしょうか。

新色のアースカラーが設定されたトヨタ「ハイエース」
新色のアースカラーが設定されたトヨタ「ハイエース」

 ハイエースオーナーは、その魅力として「モノを運ぶ道具としての完成形」に近い積載量の多さを挙げます。現行型となる200系はボディもバリエーションが多く、4ナンバーの「標準ボディ」、全幅が1880mmのワイドボディとなる「ミドルルーフ」、大型となる「スーパーロング」の「ハイルーフ」と3種類あります。

 これにガソリンエンジンが2種類(2リッターと2.7リッター)、ディーゼルエンジンは2.8リッターが搭載され、さらにシートなど装備に数多くの選択肢が用意されています。

 最大の魅力と言われる積載能力ですが、もっとも小型の標準ボディでも巨大なラゲッジスペースを誇ります。2列目シートを使用しても荷室の奥行きは1.8m、2列目シートを畳めば約3mもの巨大な空間が出現。

 最長の「スーパーロング」では奥行きが3.5m超という広さで、寸法的には軽自動車がすっぽり収まってしまうほどの空間が広がります。

 これは、前後のオーバーハングを極端に切り詰めタイヤを四隅に配置し、運転席下にエンジンを搭載する「キャブオーバースタイル」を採用したから。まさに荷物を積むために開発されたクルマなのです。

 また、もっとも全長が長い5380mm(スーパーロング)でも最小回転半径は乗用車並みの5.2mを実現。直線的なハコ型ボディで見切りも良く、狭い道でもグイグイ入っていける、「取り回しの良さ」をあわせ持っています。

 さらに、「自由度の高さ」もハイエースのメリットのひとつ。キャンパー仕様にするも良し、自作の棚などを取り付けて趣味のクルマにするも良し、オフロードバイクも載せることができます。社外品のカスタムパーツも山ほどあるので、自分好みのカスタムに仕立てるのも難しくないでしょう。

 また、ランドクルーザーと同じく、絶対的な信頼性と耐久性の高さもハイエースの魅力。ハイエースはビジネスで重宝されるだけでなく、救急車や消防の指揮車といった“絶対に壊れてはいけないクルマ”にも用いられており、信頼性・耐久性の高さがうかがえます。

※ ※ ※

 こういった完成度の高さもあって、ハイエースは新車だけでなく中古車の人気も高いと言われています。

「走行距離が20万kmや30万kmになってもまだ走れる」と言われるほどの高い耐久性のおかげで中古車でも値崩れが起きず、手放すときもいわゆる「リセールバリュー」が高いのです。

 つまり、ガンガン使っても下取りが期待できるのですから、人気モデルになるのも当然だといえます。

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