京都~奈良の「大渋滞」国道24号に念願のバイパス!?「城陽井手木津川バイパス」工事2年目へ 狭い現道を山側にスルー どこまで進んだ?
渋滞が激しい国道24号で、城陽から奈良方面へ抜ける新ルート「城陽井手木津川バイパス」が工事中です。どんな道路で、開通すればどう便利になるのでしょうか。
狭い国道24号は渋滞多発
国道24号は京都と奈良をむすぶ重要なネットワークを担いますが、同時に木津川東岸の唯一と言ってもいい南北軸です。
特に城陽~木津は昔ながらの狭い2車線で、生活交通と通過交通が集中して大渋滞となり、東西道路の国道307号や国道163号へ行きたい場合も一苦労となっています。
この長年の課題を打開するため「城陽井手木津川バイパス」が整備中です。いったいどんな道路で、開通すればどう便利になるのでしょうか。また工事はどこまで進んでいるのでしょうか。
城陽井手木津川バイパスのルートは、新名神の城陽スマートIC(建設中)から南下し、山側を抜けて、そのまま木津川市内の城山台や州見台といったニュータウンへ直結するものです。延長11.2kmの2車線道路です。
完成すれば、国道24号の現道を走ることなく、奈良へ通り抜けられるようになります。京都市内から国道24号で下りてきた場合も、城陽新池から南下していたのを、もう少し奥まで進んで城陽スマートICからバイパスに入る形となります。
さて、2019年に事業化を果たし、工事が順調に進んでいる城陽井手木津川バイパス。どこまでできているのでしょうか。
京都国道事務所が公開した1月末時点の工事進捗によると、まずは用地確保が容易で、完成まで時間のかかる橋梁部分の工事が、先行して進められているようです。
城陽スマートICを下りて最初の橋である「青谷川橋」では、すでに橋台が姿を現してきています。また井手町役場北側でも、才田川にかかる橋の工事準備のため、工事ヤードの更地が出現しています。
なお、バイパス自体は木津川の手前までですが、そこから奈良市内へはすでに開通済み。川を渡る新たな道路「東中央線」が2020年に開通、そのまま近鉄奈良駅付近へ直結できるようになっています。
城陽井手木津川バイパスは山側をとおりますが、トンネルはありません。したがって工事期間自体はさほど長くなく、想定の開通時期は2034年度となっています。もちろん、用地取得の進み具合や現地状況によって、予定は変動が予想されます。
城山台や州見台は、奈良市内ではなく木津川市です。こんないい加減な記事で無くもう少し詳しく調べてから書いて下さい。
この度はご指摘ありがとうございます。修正いたしました。
2車線のバイパス?
京奈和道も゙2車線。中途半端な道路をたくさん作るのではなく、4車線の道路を一つ作ってほしい。京奈和道4車線化で十分では?
この度はご指摘ありがとうございます。修正いたしました。