日産の米国法人は、2024年3月29日から4月8日まで開催される「ニューヨーク国際オートショー（以下NYショー）」で、新型「ローグ」（2024年モデル）を展示しています。
　
　このローグは、日本で販売されているミドルサイズSUV「エクストレイル」の兄弟車です。現行型は2020年6月に米国で登場し、日本では2022年7月から4代目エクストレイルとして発売されています。

　両車はパワーユニットが少し異なり、1.5リッター3気筒VCターボエンジンを搭載する点は同じものの、ローグは純ガソリン車、エクストレイルは「e-POWER」と組み合わせたハイブリッド車となっています。

　2024年1月に発表された新型ローグ 2024年モデルはフロントのデザインを一新。フロントグリルは、「セレナ」や「ノート」といった最新の日産車に採用された「デジタルVモーショングリル」に変更され、力強さと先進性を強調。

　インテリアは、ドアパネルやシート、センターコンソール、助手席側ダッシュボードトリムなどに新カラーを取り入れ、快適でゆったりとした雰囲気を高めました。

　さらに、コネクティッド機能が進化して、日産車として初めて「Googleビルトイン」を搭載。GoogleマップやGoogleアシスタントといったGoogleアプリが、新型ローグのインフォテイメント機能に統合されました。

　Googleアカウントにログインすれば、スマートフォンのGoogleマップに登録されているブックマーク情報などもディスプレイに表示することが可能。ナビゲーションで目的地設定がより効率的におこなえるようになっています。

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　新しくなったローグのデザインに対して、SNSでは「新しい顔がカッコいい」「こっちのほうが好み」と好意的に受け止める声がありました。

　さらに、「エクストレイルもこのデザインになるのかな？」「早く新型モデルの実車を見てみたい」など、兄弟車のエクストレイルにも同様の改良が行われるのか気にする人も見受けられました。

　日本の日産から正式発表はないものの、エクストレイルのマイナーチェンジで、ローグと同じ内外装デザインに変更される可能性もあるかもしれません。