ホンダ新「3ドアハッチバック」実車展示! 丸目やシルエットはそっくり!? 「シティ再来」との噂も! 斬新モデルの正体は
サステナ・シー コンセプトが「次期シティ」ではないと考えられる理由とは
ホンダからの公式なアナウンスはありませんが、サステナ・シー コンセプトおよびポケット コンセプトが、かつてのシティとモトコンポをイメージしていることは、そのカラーリングを見ても明らかです。
では、サステナ・シー コンセプトおよびポケット コンセプトが発表されたのは、近い将来にシティ、そしてモトコンポが復活する可能性を示唆していると言えるのでしょうか。
もしそうであれば、多くのユーザーが沸き立つことは想像に難くありません。しかし、残念ながら、現時点でサステナ・シー コンセプトに関してはその可能性は低いというのが実情です。
その最大の理由は、サステナ・シー コンセプトはあくまでもリソースサーキュレーションについて提案したコンセプトモデルであるためです。
クルマそのものについては、電動パワートレインを搭載していること以外にほとんど明らかにされておらず、詳細なボディサイズやスペックなども不明となっています。
こうした状況を総合すると、サステナ・シー コンセプトが市販を前提にしていると考えるのは、やや無理があるかもしれません。
一方でポケット コンセプトでは無いものの、米国ホンダは2023年9月14日に、電動小型バイクとなる新型「Motocompacto(モトコンパクト)」を発表し、同年11月から米国では995ドル(約15万円)で発売しています。
名前がモトコンポに似ていることに加えて、収納時にはトランクケースのようになるため持ち運びも出来るというコンセプトも似ており、一部では「日本でも売って欲しい」という声も見られていました。
そして肝心なサステナ・シー コンセプトの市販版とは別に、かつてのシティのエッセンスを汲んだBEVが登場する可能性がまったくないわけではありません。
ホンダは2026年にSUVタイプを含む小型BEVを2モデル発売する方針を示していますが、2024年4月現在、その詳細は公表されていません。
1つはSUVと見られますが、もうひとつはコンパクトなハッチバックになったとしても不思議ではありません。
さらに、それと同時に、その新しいBEVに積載可能な小型電動モビリティが登場することも十分考えられます。
これが実現すれば、差別化が難しいとされるBEVのなかで、ホンダらしい独自の色を見せることができそうです。
いずれにせよ、現時点ではホンダからの公式なアナウンスはありません。そのため、シティやモトコンポが復活するのかどうかについては、ホンダからのさらなる発表を待つ必要がありそうです。
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日本においては、1995年に「ロゴ」にその座を譲る形で販売終了となったシティですが、その後はおもに新興国向けのコンパクトセダン/ハッチバックとして、現在でも販売が続けられています。
そうした背景もあり、仮にシティをオマージュしたコンパクトハッチバックが将来日本で登場することになったとしても「シティ」に名前が与えられる可能性は低いかもしれません。
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