トヨタで”一番売れてる”「コンパクトミニバン」はなぜ人気? デビュー2年目も「シエンタ」絶好調の理由とは
トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」の販売が好調です。安定した売れ行きを維持する「人気の理由」について検証します。
イマドキの「人気モデルの条件」をすべて満たす「シエンタ」のスゴさ
トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」が売れまくっています。2022年夏にモデルチェンジして以降、月販約1万台をコンスタントにマークする売れ行きで、2023年には19万4364台のトヨタ「ヤリス」と15万4870台の「カローラ」に次ぐ13万2332台を販売し、4位の10万2508台の日産「ノート」を大きく引き離して堂々の3位となりました。
そんなシエンンタ人気のヒケツについて、再検証してみました。
いまクルマの売れ行きを左右するのは、「価格」と「デザイン」と「サイズ」にかかっていると筆者(モータージャーナリスト 岡本 幸一郎)は思いますが、その点でいうとシエンタはどれも「大丈夫!」です。
しかも乗り心地も走りもよくて燃費もいい。欠点らしい欠点も見当たりません。小さくても、車内は広々としています。
乗り込むときに印象的なのは、フロアが低いことです。同じトヨタの「ヴォクシー/ノア」など、一般的なMクラス以上のミニバンとはそこがぜんぜん違って、サイドシルよりもずっと低い位置にフロアがあるので、より乗り降りしやすく、車内が広く感じられます。
乗り込んでシートに座ると、適当に高めの目線により見晴らしが良いんです。
ダッシュボードが低くフードの先端が高いので見切りが良くて車両感覚もつかみやすく、すべてのガラスウインドウが切り立っているから、狭さを感じることもありません。
車内は色使いがフレンドリーで、ソファのような生地のシートや、目に入りやすい場所にファブリックが張られていたりと、雰囲気づくりも巧いなと感じます。
そのうえ、本当に機能的に設計されていて感心させられます。
運転席と助手席が仕切られていないので開放的で、左右にも前後にもウォークスルーできるほか、収納スペースがこれでもかというほど各部に用意されています。
ドリンクホルダーやフックがいたるところに設けられていて、運転席と助手席のドアパネルには1リットルのペットボトルが入るスペースもあります。
取り回しのよい小さなボディサイズながら、2列目は広々としていて、いざとなればさらに収納式の3列目シートが床下からひょっこり出現します。
「どうせオマケみたいなシートでしょ」というのは間違いで、乗り込んでしまえば意外とちゃんと座れる広さが確保されていることに驚きます。
ふだんは夫婦と子供で乗って、たまにおじいちゃんとおばあちゃんを乗せてお出かけするような、一般的なヤングファミリーの使い方にもってこいなのです。
シエンタは代々カッコ悪い。現行のはハコフグみたいだ。走るハコフグ。
今年1月にディーラーに行ったらオーダーできないと言われたんだけど、その後再開したのかな?
オーダーできないのに売上好調ってなんなのか…
シエンタやフリードが売れるのは当たり前。
ノアヴォクやステップワゴンより断然安いからです。
言いたいことを全部言ってくれた感。
いざ乗ってみると、1.5Lだがキビキビ走るし坂道も苦じゃない。内装も程よくオシャレなので飽きないし、
外装も欧風スタイルで、人気が出るのも頷けるで