トヨタ最小「コンパクトSUV」生産再開! “ゴツ顔”で人気の「ライズ」どんな人が買ってるの? 最新「納車状況」やライバルを超える「魅力」とは

ダイハツは2024年3月18日、トヨタ「ライズ」、ダイハツ「ロッキー」、スバル「レックス」の3車種の生産を再開しました。中でもライズはトヨタの「最小SUV」として人気を誇りますが、生産再開によって最新の納期やユーザー動向はどのようになっているのでしょうか。

「ライズ」生産再開! 納期やユーザーの最新状況は?

 ダイハツは2024年3月18日、滋賀工場にてトヨタ「ライズ」、ダイハツ「ロッキー」、スバル「レックス」の3車種の生産を再開しました。
 
 この3車種は基本構造を同じくするコンパクトSUVで、とくにライズは国内のトヨタのラインナップにおける最小サイズのSUVとして高い人気を誇ってきましたが、生産を担当するダイハツの一連の認証不正問題によって、2023年5月から生産がストップしていました。
 
 今回の生産再開によってライズの納期やユーザーの動向などは、一体どのようになっているのでしょうか。

トヨタ最小のコンパクトSUVとなる「ライズ」
トヨタ最小のコンパクトSUVとなる「ライズ」

 トヨタの最小SUVであるライズは、コンパクトでありながらも同社のミドルサイズSUV「RAV4」にも通じるタフなスタイリング、運転しやすく高いアイポイント、そしてパワーと経済性におけるバランスの良さなどから人気を得ているモデルです

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm、ホイールベース2525mmと、5ナンバーサイズに収まるSUVで、3ナンバーSUVでは得られない取り回しの良さと、スペース効率の良さによる広い室内空間も魅力です。

 パワートレインには、FFモデルに1.2リッターエンジンを、4WDモデルに1リッターターボエンジンを搭載するほか、モーターを組み合わせたハイブリッド仕様もラインナップしています。

 今回、ダイハツが生産再開したモデルは、ライズのガソリンエンジン仕様で、ハイブリッド仕様については現在のところまだ再開とはなっていません。

 そんなライズですが、生産再開を受けての販売現場の反響や、納車までの期間について、関東にあるトヨタ販売店のスタッフは以下のように話します。

「これまでライズをお求めになられていたお客様をはじめとした多くの方に大変ご迷惑をおかけしていたことから、本日の生産再開の発表は販売現場に立つ私にとっても喜ばしい話です。

 生産再開は今日のことなので、現状は注文殺到とまではなっていないものの、実際に再開を心待ちにされていたお客様はおられますので、すでに数件のお問い合わせを頂いております」(関東のトヨタ販売店のスタッフ)

 気になる納車までの期間については、グレードにはよるものの現在のところ最短2ヶ月後には納車可能とのこと。

 しかしこの後から、ライズを待ちわびていたユーザーからの受注が増え納期が伸びることも十分に考えられるため、早めの納車を希望する人は店舗に直接納期を確認した方が良さそうです。

 また、先述のように今回生産が再開されたのはガソリンエンジン仕様のみ。ハイブリッド仕様については店舗のスタップも確実な再開時期は分からず、それゆえハイブリッド仕様を求めるユーザーには、ワンクラス上の「ヤリスクロス」を提案するケースもあるそうです。

 そしてライズのユーザー層については、「初めて新車を購入する若い女性から、お子様のいるファミリー層、さらに大きなクルマからのダウンサイジングで乗り換えた60代の男性もおります(関東のトヨタ販売店のスタッフ)」と話すことから、ライズは男女を問わず広い層からの支持を得ているモデルのようです。

【画像】カッコいい! これがトヨタ最小SUV「ライズ」です(28枚)

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