目がない! 斬新「“軽”マッハ号」実車公開! 「軽2シーターオープン」ベースのド迫力マシンの正体とは

2024年3月9日と10日に行われた「名古屋オートフェスティバル2024」。このイベントで、オカダエンタープライズ(OFP)は、昔懐かしい「マッハ号」を展示していました。

往年のファンには堪らない「マッハ号」のカスタムカー!

 2024年3月9日と10日にポートメッセなごや(愛知県名古屋市)で開催されたカーイベント「名古屋オートフェスティバル2024」で、オカダエンタープライズ(以下OFP)は、懐かしき「マッハ号」を展示していました。
 
 架空の車両を見事に再現したこのカスタムカー。その詳細を確認してみましょう。

これが軽ベースとは…オカダエンタープライズ「マッハ号」
これが軽ベースとは…オカダエンタープライズ「マッハ号」

 マッハ号は、人気TVアニメ「マッハGoGoGo」に登場した架空のレーシングカー。主人公であるレーサーの三船剛の相棒として、三船と共にさまざまなカーアクションを繰り広げました。

 初めて放送されたのは1967年のことです。1997年にはリメイク版が制作された他、2008年には米国で実写映画化(邦題は「スピード・レーサー」)も果たしました。さらにスーパーGTでは、同作をモチーフにしたレーシングチーム「TEAM MACH」が参戦するなど、今でも根強いファンを持っています。

 そんなマッハ号を愛知県安城市にあるOFPが実車化。名古屋オートフェスティバルで展示しました。

 ベースに使われた車両は初代「コペン」。とはいえ設計図があるわけでもないので、当時の漫画やミニカーなどを取り寄せて、できる限り初代マッハ号をイメージしつつ形にしたそうです。

 作成を行う際に悩んだというのが、前から作り始めるべきか、後ろから作り始めるべきかという点。これは車体のバランスが崩れないよう全体の構成を鑑みつつ、エクステリアを作成する必要があったからです。

 カラーリングなどは劇中のマッハ号を彷彿とさせる白と赤を使用。特徴的なフロントノーズなどと合わせ、会場でも一目でそれとわかるデザインに仕上げています。

 また、原作の印象に近い独特なホイールを装備。こちらはホイールを探していた際「たまたま見つけた」そうです。

※ ※ ※

 細部までハイクオリティーなマッハ号。会場のスタッフに話を聞くと、その制作期間は3年間にも及んだとのこと。しかし、苦労しつつも「制作中が結局一番楽しかった」そうです。

 会場では、当時アニメを見ていたであろう年配の人はもちろん、アニメを知らなそうな若い来場者たちも興味深そうに車両を見ていました。

 マッハ号は、今後もイベント等で展示する予定だそうです。

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Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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