大型トラックの「謎の小部屋」何のため? 内部はどんな感じ? 利用者の声は? 普段“知れない”使い方とは
SNSなどで「謎の小部屋」として度々話題となるキャビン上部の空間ですが、実際に使っている人からはどのような声があがっているのでしょうか。
大型トラック「謎の小部屋」の使い方とは
大型トラックのなかにはキャビン(座席)の上に小部屋が設置されているタイプのものがあります。
この小部屋は何のためにあるのでしょうか。実際に利用する人はどのように使っているのでしょうか。
大型トラックは走行していると風の抵抗を大きく受けますが、その抵抗を軽減するアイテムとしてキャビンの上部に「エアデフレクター(風防)」というエアロパーツのようなものが付いていることがあります。
エアデフレクターには様々なタイプがあり、薄い板状タイプから上のものからボックスタイプなどあり、どのタイプも空気の抵抗を可能な限り下げることと、デザイン性を高めることなどがメリットとして挙げられます。
なかには傾斜角度を変えることで防風効果が調整できるものや、LED看板灯を付けて広告媒体としても使えるもの、そしてボックス内部が小部屋になっているものが存在。
名称が付いており、いすゞでは「マキシルーフ」、三菱ふそうでは「スーパーマルチルーフ」、日野自動車では「スーパーハイルーフ」と呼ばれています。
たとえば、いすゞのマキシルーフには、左右の側面に天候を確認するための窓が付いているものがあります。ガラスは開閉できるので、内部の温度調整も可能です。
つまり、マキシルーフの中に人が入ることを想定して作られていることになります。さて、マキシルーフでドライバーは何をしているのでしょうか。
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