四万十自動車学校の「落ちてはいけない路上教習」、実施しなくなった理由とは?
沈下橋での路上教習、その実際のところは?
路上教習で沈下橋を通過していた当時の様子を、引き続き四万十自動車学校に聞きました。
――そもそも、なぜ沈下橋で路上教習を実施していたのでしょうか?
四万十市には沈下橋が何本もあり、生活の一部であったため、生徒さんの希望で教習していたということです。
――写真で拝見した限りですが、仮免ではハードルが高くないでしょうか? 脱輪などはなかったのでしょうか?
脱輪はありませんでしたし、生徒さんも怖がるということはなかったです。場合によっては指導員(教官)が運転を代わることもありましたし、また沈下橋にはすれ違いができるよう、少し幅が広くなった場所も設けられており、中型のマイクロバスが通ることもあります。インターネットで話題になった写真のことはこちらでも存じておりますが、いつ、どのように撮られたものかまでは把握していないため、明確なことはなにも申し上げられません。
――指導員は怖くないのでしょうか?
指導員は全員地元出身者ですし、それに指導員が怖がっていては教習になりませんから(笑)。
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四万十市を管轄する中村警察署によると、過去1年間(2016年7月から2017年6月末)に管内の沈下橋で発生したクルマの転落事故は、2017年3月に発生した1件のみとのこと。このときのドライバーは県外の人で、事故後、クルマからは自力で脱出したそうです。
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提供:乗りものニュース