ホンダ「流麗“スポーティ”セダン」発表! 超カッコよくなっただけじゃない! 新型「アコード」先代から大きく進化したポイントは

「新感覚の乗車体験」が可能な新型アコード

 新型アコードの内装は、インパネを水平・直線基調かつ薄型の形状とし、ドライバーや乗員の視界の良さを追求しました。

 また素材やディテールの細部に至るまで、内装の随所に上質感を高める工夫も施されています。

 ただし先代に設定があった明るいアイボリーの内装色は廃止され、新型ではブラック内装のみの設定です。

ともに「ロー&ワイド」なフォルムを特徴とする新旧のホンダ「アコード」[上:新型(11代目)アコード/下:先代(10代目)アコード]
ともに「ロー&ワイド」なフォルムを特徴とする新旧のホンダ「アコード」[上:新型(11代目)アコード/下:先代(10代目)アコード]

 さらに新型アコードでは、「新感覚の乗車体験の提供」をテーマに、メーターやディスプレイの視認性や操作性を進化させました。

 メーターパネルは、3タイプの表示が可能な全面液晶の10.2インチデジタルグラフィックメーターを新採用。

 また先代に比べ約2倍の大型ヘッドアップディスプレイ(11.5インチ相当)も採用し、速度表示などに加え先進運転支援機能の動作、ナビ連動の進行表示などが見やすくなっています。

 そしてセンターディスプレイは、従来の8インチから12.3インチに大型化されるとともに、Google(グーグル)を国内ホンダ車で初めて搭載しました。

 コネクティッド機能と組み合わされ、Googleアシスタント、Googleマップ、Google Playを車内で簡単に利用でき、「OKグーグル」と呼び出す音声認識による操作も可能です。

 またユーザーのグーグルアカウントでログインすれば、スマートフォンなどで使用する個人の設定を、車内でもそのままシームレスに使うことができるのもメリットです。

 さらに、新型アコードではエアコンやオーディオ、インテリア照明などをひとつのダイヤルで統括制御できる「エクスペリエンスセレクション ダイヤル」を国内ホンダ車として初搭載しました。

 ユーザーやその時の気分の違いに応じた設定をプリセット登録しておくと、すぐに希望のモードを呼び出せるようになっています。

 このほか安全面では、フロントセンサーカメラに加え、車両前後に5台のミリ波レーダーを備える最新の安全運転支援システム「Honda SENSING 360(ホンダ センシング サンロクマル)」を国内ホンダ車で初採用し、360度の全方位で安全を確保しました。

「前方交差車両警報」「車線変更時衝突抑制機能」「車線変更支援機能」を新機能として追加したほか、ホンダ センシングの従来機能も先代から進化させています。

※ ※ ※

 新型アコードは1グレードのみの設定で、販売価格(消費税込み)は544万9400円です。

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