5MT搭載! 日産が「丸目のフェアレディ」を公開! “50年ぶり復活”の「意外なベース車」は!? 斬新すぎる「カスタム仕様」に反響あり
クラシックカーイベント「ノスタルジック2days 2024」にて日産京都自動車大学校はユニークなカスタムカーをお披露目しました。同車について、SNSではどのような評価が寄せられているのでしょうか。
完全再現された「フェアレディ」に反響あり!
2024年2月にパシフィコ横浜で開催された「ノスタルジック2days 2024」にて、日産京都自動車大学校の学生が製作したユニークなカスタムカーが出展されました。
同車は、かつて日産がラインナップしていた名車「フェアレディ」を現代に蘇らせたような外見していることから、SNSには様々なコメントが寄せられています。
ノスタルジック2days 2024とは日本最大級のクラシックカーの展示イベントで、さらに自動車業界において必要不可欠な「整備士の人財確保・育成強化」という目的も併せ持っています。
ここで日産京都自動車大学校が出展した「I’m march(アイムマーチ)」は、同校の自動車整備・カスタマイズ科で学ぶ4年生が2023年に製作したカスタムカー。
同車は、日産のコンパクトカー「マーチ(K11型)」のコンバーチブルモデルをベース車として、同じく日産の名車である「フェアレディ(SR311型)」のデザインを現代風にアレンジして再現した力作です。
その開発コンセプトは「Neo Fairlady(=新しいフェアレディ)」で、古着が好きな20代の若者を仮想ユーザーに想定。
流線形で未来的なデザインが主流の現代のクルマとは異なる「“レトロなクルマ”を現代に蘇らせて走らせたらカッコいい」という自由な発想から製作が開始されたといいます。
ノスタルジックな直線基調ボディや丸目二灯のライトが施され、フェアレディさながらの愛らしい姿となったアイムマーチは、ボディカラーに柔らかい印象の水色を採用。
これは学生が独自に調色し完成させた特別な色で、ユニークなデザインのアイムマーチに最も似合うボディカラーとして仕上げたということです。
また外装のカスタムのみにとどまらず、機構の中身も「速く楽しめるスポーツカー」とするべく手が加えられ、トランスミッションをベース車のCVTから5速MTに変更。
日産京都自動車大学校によると、このアイムマーチの製作には6か月もの期間を要したといい、まさにフェアレディが50年以上ぶりに蘇ったようなアイデアと技術の結晶となっています。
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このアイムマーチについてSNSでは、「か、可愛い!」「日産は面白い車を作るね」「5速MTに換装したりボンネットを前ヒンジに改造したり、かなり気合が入っている」といった、学生の作品とは思えないレベルの高い仕上がりやデザインの良さに好感を持ったというコメントが多数。さらに、「限定で販売しないかな…」など市販化を望む声も見られます。
また、「K11マーチはレトロ風味との相性が良いよね」「マーチボレロもK11の世代が一番完成度が高かった」と、ベース車のマーチの素性の良さについて語る人とともに、「ベースにするならフィガロも良かったと思う。あれならフロント周りとテールを変えるだけで雰囲気が出る」など、他のモデルをベースに製作した姿も見たかったとの投稿もありました。
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