トヨタ新型「ハイエース」黒顔&アースカラーの「アウトドア仕様」発売! 便利機能も追加! 「最新モデル」どう進化?
トヨタの商用バン「ハイエース」の一部改良モデルが2024年1月に発売されました。一体どのような部分が変更されたのでしょうか。
最新「ハイエース」登場! 従来モデルとどう違う?
ハイエースは、ワンボックス型商用バンとして長きにわたって愛されてきた商用車の代表的存在です。
現在、日本で販売されているのは2004年にデビューした5代目(200系)で、商用車として使用されるだけでなく、近年はアウトドアレジャーや車中泊などを楽しむ個人ユーザーからも絶大な支持を集めています。
約20年にわたって販売が続けられる200系ハイエースですが、2024年1月に一部改良がおこなわれ、最新の「8型」が登場しました。従来の「7型」とは、一体どのような違いがあるのでしょうか。
改良モデルのひとつめのポイントは、「スーパーGL」グレードにメーカーオプションとして「アースカラーパッケージ」が設定された点です。
これまでのハイエースのボディカラーは、「パールホワイト」「ブラックマイカ」「シルバー」などが主流でしたが、流行りのアウトドアスタイルにも馴染む「ベージュ(4V6)」と「アーバンカーキ(6X3)」が新たに設定されました。
さらにアースカラーパッケージを選択すると、マットブラックのフロントグリルと素地のフロント/リアバンパーも装着され、ワイルドな雰囲気を演出することが可能です。
なお、フロントグリルやバンパーは、従来モデルではカスタムする箇所の定番でもあったのですが、メーカーオプションでブラック仕様が選択できるとあって、社外品でカスタムする必要がなくなったともいえます。
ふたつめのポイントは、主に仕事用として選択される「DX」グレードに関する変更で、大きく3つあります。
まずは「イージークローザー」のオプション化です。従来モデルではイージークローザーの設定がなく、スライドドアやバックドアが半ドア状態のときにインストメントパネルに「半ドア警告」が点灯するのみで、運転席を離れてドアを閉めに行く必要がありました。
「イージークローザー」のオプションを選択することで、半ドアになってしまうことがなくなって、利便性が向上しました。
次に、従来のDXグレードは、日差しを遮るサンバイザーが標準装備されているものの、その内側にミラーの設定がなかったのですが、最新モデルではサンバイザー内側に「バニティミラー」を標準装備。ちょっとした身だしなみチェックなどに使える便利アイテムが追加されました。
そして、従来モデルでオプション設定だった「100Vアクセサリーコンセント」が標準化され、スマホやパソコンの充電など、120Wまでの電子機器が使用できるようになりました。
このDXグレードの変更点に関してハイエースの専門店では次のようにいいます。
「DXグレードはそこまで多くの装備が備わっていないことから、好みのカスタムができるグレードになっています。
オリジナルのカスタムで楽しみたい人や、アウトドア愛好家に選ばれることもあり、快適装備が追加されたことで、より一層人気となる可能性も期待されます」
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新たな装備やオプションが設定された一方で、DXグレードでは仕様の廃止も実施。「4ドア3列9人乗り・DX“GLパッケージ”」「5ドア3/6人乗り・DXジャストロー“GLパッケージ”」「DXグレード・ハイルーフ6人乗り・2WDディーゼルエンジン」が今回の改良と同時にカタログから落ちました。
これらの仕様は広く認知されたものではありませんが、建設業などで道具や職人を乗せて移動する事業用として好まれるグレードだっただけに、廃止を惜しむ声も聞かれそうです。
キャラバンと比較して、全然本気度が低い。
キャラバン100として、ハイエースマイナス50
日産のやる気のなさ-100