MTもある「龍」仕様!? スバル“新”「スポーツセダン」発表! 鮮烈ブルーが眩しい「WRX 2.4 TATSU」NZで550万円から
2024年3月4日、スバルのニュージーランド法人は、スポーツセダン「WRX 2.4T」の新たな限定車「TATSU(龍)」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ドラゴンなスバル新型「WRX」
2024年3月4日、スバルのニュージーランド法人は、スポーツセダン「WRX 2.4T」の新たな限定車「TATSU(龍)」を発表しました。
WRXは「インプレッサ」の高性能グレードとして1992年に誕生。全輪駆動(AWD)や強化サスペンションなどを搭載し、世界ラリー選手権(WRC)参戦マシンのベース車として開発されました。
2014年からはインプレッサの名前が外れ、「WRX」として独立。現行モデルは2021年にフルモデルチェンジした2代目の「WRX S4」、ニュージーランドでは「WRX 2.4T」の名前で販売されています。
ボディサイズは、全長4670mm×全幅1825mm×全高1465mm、ホイールベースは2675mm。
パワートレインは最高出力270hp/最大トルク350Nmを発揮する2.4リッター水平対向4気筒ターボエンジンで、トランスミッションはCVTに加え、日本にはない6速MTも用意されています。
限定車はこのWRX 2.4Tをベースに、スバルWRCカーを象徴する「WRブルー」をまとった特別仕様。スバルのモータースポーツ部門を支えるSTI(スバルテクニカインターナショナル)のスポーツパーツを多数採用しています。
エクステリアはSTIボディキット(フロント、サイド、リア)、スポーツメッシュグリル、STI 18インチブラックアロイホイールなどを装備。
リアビューでは「WRX」と漢字の「龍」を組み合わせたブラックのバッジが目を引きます。
インテリアにはスポーツバケットシート、STIギアシフター、STIプッシュボタンスタートなどを採用し、スポーティなイメージを高めています。
さらにSTIストラットブレースやSTIクロスドリルドローター(MT/フロントのみ)を装備し、走行性能をアップ。専用のキーボックスとキーリングも付属します。
スバルは昨年5月、鮮烈な赤のボディカラーをまとった限定車「AKA(赤)」を発売。こちらもSTIパーツで固められ、漢字で「赤」と書かれた専用バッジを装着していました。
今回発売する「TATSU(龍)」はそれに続く限定モデル第2弾。価格はベースモデルと同額の5万9990ニュージーランドドル(約550万円)。CVT、6速MT各5台の限定10台で発売されます。
スバルのニュージーランド法人で代表取締役を務めるウォリス・ダンパー氏は「ニュージーランドで最もよく知られているラリードライバーは地元出身のポッサム・ボーン選手でしょう。彼を中心としたスバル・ラリー・チーム・オーストラリアは、1996年から7年連続でドライバーズタイトルを獲得する快挙を成し遂げました。
WRX TATSUはスバルのラリーカー同様、WRブルーを基調としており、それが魅力になっています」とコメントしています。
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