ホンダ「謎の和製スーパーカー」お披露目! 存在感あるデザインに驚きの声多数!? 意外すぎる「HORD PP40」の正体がすごかった
学生がホンダ製のスーパーカーをお披露目しました。どんなホンダ車がベースなのでしょうか。そしてどのような反響があったのでしょうか。
これはスゴい! ホンダ製の和製スーパーカーこと「HORD PP40」の反響は?
ホンダの「スーパーカー」と言えば、「NSX」を思い起こす人が多いかもしれません。
一方で手軽に扱える軽スポーツカーがホンダに存在しました。
そんな軽スポーツカーをスーパーカーにした「HORD PP40」というクルマが存在します。
1991年に登場したビートと言えば、ホンダがかつて販売していた軽オープンスポーツカーです。
ボディサイズは軽自動車規格に収まる全長3295mm×全幅1395mm×全高1175mmで2シータ&オープンとなります。
レイアウトはエンジンをボディ中央(前後軸の間に配置するミッドシップ・スポーツカーです
さらにF1で培われたテクノロジーを応用した「3連スロットル」が搭載されるなど、ホンダのこだわりが詰め込まれたモデルとなります。
またかつては、ビートとマツダ(オートザム)「AZ-1」、スズキ「カプチーノ」を合わせて「平成のABCトリオ」と呼ばれていました。
そんなホンダのビートですが、「大阪オートメッセ2024」ではフォードの伝説モデル「GT40」に仕立てたHORD PP40が展示されました。
GT40とはフォードが威信をかけてル・マンでライバルのフェラーリに勝つために作られたクルマです。
いまでもフォードの象徴的なモデルですが、一方のビートとは異なるモデル。なぜ2台を組み合わせたHORD PP40が出来上がったのでしょうか。
展示されていたのは、IT・AI・建築・自動車整備士の専門学校「日本工科大学校」のブースです。
そこの学生であり、HORD PP40を製作した学生は次のように話しています。
ーー 製作経緯を教えてください。
平成ABCトリオの中でカプチーノのはAC『コブラ』などの名車に仕立てたカスタマイズをされることが多いです。
そこで自分はそれに並べられるクルマを作りたいと思い、ベース車としてビートを選びました。
そして派手なクルマ、マッチョで人の目を引くようなクルマという中でアメ車の『GT40』に仕立てることになりました。
ーー 製作期間やこだわりのポイントを教えてください。
製作期間は企画から約1年、製作自体は半年くらいです。
こだわったポイントは、ホイールベースがビートとGT40では全然違うので、元になるFRPボディを1度切って繋げて行きました。
またアクリルウインドウもイチから作りっています。
内装もこだわっており、エンジンやスピードメーターだけはビートなので、外から見るとビートとはわかりません
※ ※ ※
なお製作に関して、前述の学生は新規で出来た学科の1期生かつ生徒は1人だったこともあり、他の学生やアートレーシングなどで数々のコンセプトカーを手掛ける村手智一氏の監修の元、完成に至ったと言います。
そんなHORD PP40に対して現地でブースに訪れたユーザーからは「フォードGT40だと思ってたら、ベースがビートと聞いて驚きました。ここまでGT40の見た目に出来るものなのですね」という感想も。
さらに別のユーザーからは「ビートやカプチーノのカスタムカーが多いですが、これほどまでにレベルの高いものは始めてみました」と感心していました。
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