トヨタ新型「プリウス”クーペ”」!? 「ド迫力ワイドボディ」がめちゃ美しい! ”2ドアクーペ版”CG実現の可能性とは

カーデザイナーのVishnu Suresh氏がトヨタの最新「プリウス」を2ドアクーペ化したイメージCGを制作し話題となっています。ところで「プリウスクーペ」が実現する可能性はあるのでしょうか。考察します。

現実にはないはずの「プリウスクーペ」だけど「違和感なし」!

 2023年の刷新で大幅にスタリッシュになったトヨタの5代目「プリウス」を、インド人のカーデザイナー、Vishnu Suresh氏の手によって、2ドアクーペ化されたイメージCGが製作されました。
 
 現実にないはずの「プリウスクーペ」をさらにカスタマイズしているものの、まるで違和感がない完成度の高さからSNSなどでは話題に。果たして実現する可能性はどれほどあるのでしょうか。

ド迫力の2ドア&ワイドボディ化!? 最新型「プリウス」のカスタムレンダリング(Photo:zephyr_designz)
ド迫力の2ドア&ワイドボディ化!? 最新型「プリウス」のカスタムレンダリング(Photo:zephyr_designz)

 通算5代目になる名門ハイブリッドカーのプリウスですが、2023年(1月から12月)に年間登録車販売台数ランキングで6位と大健闘するなど、今も高い人気を誇っています。

 そんなプリウスをもとに、インド人デザイナーのVishnu Suresh氏が制作した今回のイメージCGには、新型プリウスの特徴であるヘッドライト形状やボディ全体のシルエットがしっかりと反映されています。

 ただ、サイドドアは4枚から2枚となっており、標準の5ドアハッチバックのスタイルから、ルーフ後端がなだらかに下げられたシューティングブレークのようなスタイリングへと変更されています。

 また、フロントバンパーの大開口エアインテークやサイドホール、極端に膨らんだ前後のフェンダー、ワイドフェンダーから溢れんばかりに幅広となった推定21インチサイズの大径タイヤ&ホイール、ギリギリまでローダウンされた車高なども特徴的。

 リア周りには、大口径の4連マフラーエンド、リアバンパー中央にはF1やGTカーでもお馴染みのリアフォグランプを配置しており、過激な改造が施されたカスタムカーとなっています。

 新型プリウスは、もともと4ドアクーペ風にも見せているスタイルですので、2ドアクーペという企画はあっていいように思います。

 実際、筆者(くるまのニュースライター 河馬兎)が新型プリウスの取材会に参加した際、トヨタ関係者に「新型プリウスでクーペ版をつくる可能性はありますか」と質問したところ、次のような回答がありました。

「お客様からの反響があって需要が高まれば、いずれ開発することはあるかもしれません」

 もしかしたら、トヨタ社内でもそうした企画が一度は構想されたのかもしれないなあと、話を聞いた筆者は感じました。

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