全長5.3m超!? 日産が新型「大型3列SUV」世界初公開へ! 最高級の新型「QX80」24年3月に米国でお披露目

日産の高級車部門「インフィニティ」は、フラッグシップSUV「QX80」の新型モデルを2024年3月の「ニューヨーク国際自動車ショー」で初披露します。

ラグジュアリーな3列SUVが全面刷新!

 日産が海外で展開する高級車ブランドの「インフィニティ」は、新型「QX80(2025年モデル)」を2024年3月20日に開催される「ニューヨーク国際自動車ショー」で世界初公開することを明らかにしました。

ピアノみたいなライトを採用する新型「QX80」
ピアノみたいなライトを採用する新型「QX80」

 QX80は、インフィニティのフラッグシップに相応しいダイナミックなスタイリングを誇る3列シートの高級SUVです。

 現行モデルは2010年に登場し、2018年モデルでフェイスリフトを伴う大規模なマイナーチェンジを実施。

 全長5339mm×全幅2029mm×全高1925mm、ホイールベース3076mmというQXシリーズ最大のサイズで、最高出力400馬力を発揮する5.6リッターV型8気筒エンジンと7速ATを組み合わせ、4輪を駆動します。

 このQX80がフルモデルチェンジし、ニューヨーク国際自動車ショーでお披露目されるとのことですが、実は次期型を示唆するコンセプトモデルの「QX モノグラフ コンセプト」が2023年8月に米国で公開されています。

 外観は、日本の伝統と芸術からインスピレーションを受けた、インフィニティの次世代デザインを採用しました。

 最新の3次元ダブルアーチ型フロントグリルやテールランプの照明には、“デジタルピアノの鍵盤”をイメージした連続して点灯する斬新なデジタルピアノキーライトが採用され、ダイナミックさとワイド感を強調しています。

 フロントグリルの内部は“竹林”のようなパターンを採用したほか、ボディカラーは日没の空をイメージした「茜色(あかね)」とするなど、ボディの各所に和のテイストが取り入れられました。

 そして今回、ニューヨーク国際自動車ショーに先駆け、インフィニティは新型QX80のティザー映像として「Artistry in Motion」の第1弾が公開しました。

 新型QX80は、インフィニティの進化したデザイン言語「Artistry in Motion」を体現したモデルとして登場するとのこと。

 デザインの特徴のひとつとなるデジタルピアノキーライトを採用することに由来し、ピアノの鍵盤のようなカモフラージュ柄をまとった新型QX80が登場。

 この映像は、デジタル・アーティストのタナカカオル氏と提携し、新型のエクステリアを巧みに隠しながら、印象的なパターンを描き出したもので、生まれ変わった新型QX80のパワフルな走りやシームレスな快適性、先進テクノロジーを垣間見ることができます。

 新型QX80について、インフィニティのグローバル・デザイン担当シニア・バイス・プレジデントのアルフォンソ・アルバイサ氏は、「新型車が公開される前は、通常、カモフラージュの後ろに隠されています。しかし、新型QX80は、完全に隠しておくにはあまりにも非凡だと感じています」とコメントしています。

 なお、Artistry in Motionシリーズはエピソードが順次追加される予定です。

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