トヨタ新型「商用バン」登場! 6速MT&前席3人掛けも!? 新型「プロエース」英で発売!約570万円から
英国トヨタは、2024年モデルの商用バン「プロエース」「プロエースシティ」を発売しました。どのような特徴があるのでしょうか。
欧州で販売される「プロエース」とは?
トヨタの英国法人は2024年2月26日、商用車シリーズ「プロエース」および「プロエースシティ」の2024年モデルを発売しました。
プロエースシリーズは、トヨタが欧州で販売する商用バン群です。2013年に初代、2016年に2代目が登場しています。
そのなかで、プロエースは中型バン、プロエースシティは小型バンとしてラインナップされており、2024年モデルではフロントフェイスを変更して現代的な外観となりました。
内装は、前席に3人掛けベンチシートを設置。座面の下には収納スペースも用意され、効率的に室内空間を使うことができます。
プロエースのラインナップは、ミディアムボディまたはロングボディが選べることに加え、シート列を追加した「クルーキャブ」、オーダーメイドや特殊なボディタイプのベースとなる「プラットフォームキャブ」が用意されます。
エンジンは、最高出力145馬力を発揮する2リッターディーゼルエンジンを搭載。トランスミッションは6速MTを組み合わせています。
また、よりパワフルな177馬力のユニット(「180」と命名)も用意されており、トランスミッションは8速ATです。
さらに、120馬力の1.5リッターガソリンエンジン×6速MTのモデルも設定され、「アクティブ」と「アイコン」グレードに搭載されます。
実用性では、最大積載量6.6平方メートルを確保。クラス最高の積載量1400kgの荷物を載せられます。また、けん引能力は2500kgという優れた積載能力を備えました。
新グレードとして設定された「スポーツ」は、17インチブラックアルミホイールやブラックドアハンドル、ボディ同色バンパーに加え、キーレスエントリー、LEDフロントフォグランプを装備しています。
新型プロエースシティもミディアムボディとロングボディの2つのバージョンがあり、それぞれの積載量は3.8平方メートルと4.4平方メートルを確保、積載量は1トンです。
荷室容積、荷室長、積載量はいずれもコンパクトバンクラスでトップクラスに匹敵し、ビジネスに適した優れた積載性を誇っています。
さらに2024年モデルでは、プロエースシティ全車にトヨタのスマートカーゴシステムを搭載。これは、プロエースに搭載されているスペース拡張機能をベースに、助手席外側の折りたたみ式シートとバルクヘッドのハッチを利用して積載長を1.3m延長するもので、はしごや配管などの長尺物も積載可能です。
パワートレインは、102hpの1.5リッターディーゼルエンジン(100hpのバッジを装着)と6速MTを搭載するモデルを用意。新設定のスポーツグレードには、同じエンジンで130hpを発揮するパワフル仕様(130hpのバッジを装着)が採用され、6速MTまたは8速ATが組み合わされました。
なお、このスポーツは、ボディ同色のドアハンドル、バンパー、サイドモール、スライドドアレール、16インチアルミホイールなど、専用のスタイリングが与えられています。
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英国でのプロエースの価格は2万9921ポンドから3万8721ポンド、日本円で約570万円から約738万円です。
プロエースシティは2万3496ポンドから2万7217ポンド、約448万円から約519万円で販売されます。
同市場では現在注文受付がおこなわれており、2024年4月または5月に納車が開始される予定です。
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