新車で買える!? タフ感高めのトヨタ「シエンタ“SUV”」! アウトドア勢も注目の「クロスオーバー仕様の正体」に反響も

日本では3代目が現行車として展開されるトヨタ小型ミニバン「シエンタ」。一方で台湾では現行車が2代目のままながら、日本にはない「クロスオーバー仕様」を設定し、人気を得ており、日本のユーザーからも反響が集まっています。

新車で買える!? 旧シエンタのSUV仕様に反響も

 小型ミニバン「シエンタ」はトヨタのなかでも人気を集めるモデルのひとつですが、実は台湾には日本市場にはないモデルが存在するといいます。これについて日本のユーザーから反響も集まっています。

えええ! SUV仕様あったの!? トヨタ「シエンタ クロスオーバー」
えええ! SUV仕様あったの!? トヨタ「シエンタ クロスオーバー」

 シエンタといえば、5ナンバー(小型車)枠に収まるサイズながら3列シートで最大7人乗車可能な広い室内空間、多彩なシートアレンジを実現したモデルで、2022年8月には現行車となる3代目が登場しました。

 一方で台湾では、現地のトヨタ生産拠点である国瑞汽車が2016年にシエンタの生産を開始。

 2代目が現行車として展開され、ステアリング位置を除いて基本的に日本のシエンタと変わりはない仕様です。

 ただ、エンジンは日本のシエンタが1.5リッターのガソリン仕様(最高出力109PS、4WDは103PS)またはハイブリッド仕様(システム最高出力100PS)だったのに対し、台湾シエンタは1.8リッター(最高出力140PS)のガソリン仕様となっています。

 台湾でのシエンタの売れ行きは発売当初から好調で、小型MPV(ミニバン)のカテゴリーで首位の常連車となっています。

 そんなな台湾のシエンタですが、2020年12月には日本市場にはない「クロスオーバー仕様」が設定されました。

 ボディ下部にマットブラックの装飾を施すとともにルーフレールなどを装着して、アウトドアテイストを強調。バンパー両脇の縦ガーニッシュが黒色からボディ同色に変更されているのも標準仕様との相違点です。

 サスペンションは専用のチューニングが施され、20mmリフトアップしています。駆動方式は2WDのまま。ボディサイズは全長4350mm×全幅1695mm×全高1700mmと、標準仕様より全長が+90mm、全高が+25mm大きくなっています。

 価格は2列シート5人乗りが79万2000台湾ドル(約370万円)、3列シート7人乗りが94万2000台湾ドル(約440万円)です。

※ ※ ※

 台湾で展開されるシエンタのクロスオーバー仕様にユーザーからは「めちゃくちゃいいな!」「日本で出たら売れると思うなあ」「ほしいなあ」など、良い印象を示すユーザーの声が多数寄せられていました。

 日本市場での導入についての情報はありませんが、今後ニーズ次第で現行モデルにクロスオーバー仕様が登場する可能性も考えられるかもしれません。

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