レクサスが新型「和製スーパーカー」を発表か Fを冠する「スポーツSUV」現る!? めちゃ速そうな「RZ F」とは
レクサスが「RZ F」を商標登録!? それが意味するものとは?
そのようななか、レクサスが「RZ F」という3文字を商標登録出願したことが明らかになりました。
これまでの命名規則にしたがえば、これは「RZ」をベースにした高性能モデルということになります。
ただ、RZはレクサス初のBEV専用モデルであり、過去の「F」に見られたような大排気量のガソリンエンジンが搭載されることはまずありません。
そうなると、BEVとしての高性能モデルになることが予想されますが、現時点のBEVにおける「高性能」とは、必要十分な航続距離を持つことなどがメインとなっており、サーキットにおけるラップタイムを競ったり、ドライビング・プレジャーを極限まで高めたりするような方向ではありません。
もちろん、BEVはバッテリーとモーターの制御をコントロールすることにより、比較的容易に出力を向上させやすいのも事実です。
実際、BEVの旗手であるテスラでは、圧倒的な加速性能を持つ高性能モデルをいくつかラインナップしています。
しかし、それはあくまでもBEVの特徴をアピールするためのものであり、サーキットにおけるパフォーマンスを追求したものではないです。
もし、RZ Fがサーキットにおけるハイパフォーマンスを志向したものであるなら、それはただ単に圧倒的な加速性能を持つものになるとは思えません。
また、大容量のバッテリーを搭載して航続距離を伸ばした「ロングレンジモデル」になる可能性も低そうです。
そうなると、やはりRZ Fは加速性能はもちろん、コーナリング性能やトップスピードまで含めた総合性能の高いモデルになると考えるのが妥当です。
もしそれが実現すれば、「自前のサーキットを持っている」というレクサスのノウハウを存分に活かすものになります。
現時点では、レクサスより公式なアナウンスは行われておらず、詳細については不明な点が多いのも事実です。
ただ、電動化の時代になっても、レクサスが「F」を大切にし続けることは間違いないようです。
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2024年1月に、レクサスはRZに「走る楽しさを追求したモデル」として、「“F SPORT Performance”」という特別仕様車を設定しています。
一方、この特別仕様車はあくまでも空力性能や足回りの専用チューニングがメインであり、心臓部に大きな変更はありません。
逆に言えば、この特別仕様車の登場によって、RZ Fは心臓部が大きく異なるモデルである可能性が高まったと考えることができます。
いずれにせよ、現時点では不明な点も多く、レクサスによる公式なアナウンスを待つ必要がありそうです。
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