トヨタ「“プリウス顔”セダン」登場!? 大胆イメチェンした新型「カムリ」がカッコいい! 海外デビューの反響は?
トヨタのセダン「カムリ」がモデルチェンジし、2025年モデルが米国や中国など海外で発表されました。大胆に進化した新型カムリとはどのようなモデルなのでしょうか。
サメ顔がカッコいい!
国内市場ではセダンが低迷しており、ロングセラーモデルであっても生産終了となることが増えています。
2023年末にはトヨタが国内向けの「カムリ」の生産をやめ、43年の歴史に幕を閉じたのですが、その一方で海外では新型カムリが登場しました。
北米やオーストラリア、中国などに投入される新型カムリは、どのようなモデルなのでしょうか。
カムリは北米においてもっとも売れているトヨタ車のひとつであり、20年以上にわたってミドルサイズセダンの最量販モデルとなっています。
トヨタは2023年11月に米国で新型カムリを初公開。最近のトヨタ車が採用する、特徴的なハンマーヘッド・フロント・フェイスが新型カムリにも取り入れられ、斬新でクリーンな印象へと進化しました。
さらに、シャープな形状のLEDヘッドライトやデイタイムランニングライト、テールライトが全グレードに装着されます。
新型カムリには、スポーツグレードの「SE」「XSE」と上級グレードの「LE」「XLE」が設定されますが、スポーツグレードは流麗なルーフラインと彫りの深いボディを持つスポーティな外観を持っています。
メッシュタイプのダイナミックなロアグリルを備えたほか、機能的なエアロダイナミクスエアダクトやフロントサイドカナード、リアディフューザーを装着。リアには2本出しマフラーとリップスポイラーが備わり、従来モデル以上にスポーティでアグレッシブなデザインを身に付けました。
さらに、XSEグレードは、フロントグリルとトランクガーニッシュをブラックで統一。スポーティなスタイルをさらに強調しています。
一方のLE/XLEは横基調のロアグリルを装着し、存在感のあるフロントフェイスを実現しました。
内装は、水平基調でスタイリッシュかつ先進的なデザインを採用。インテリアカラーはグレードごとに白、赤、ライトグレー、ブラックが設定されるなど、上質感を高めています。
上級グレードには12.3インチのフルデジタルメータークラスターや10インチの大型ヘッドアップディスプレイを搭載。マルチメディアシステムやコネクテッドサービスも充実させ、先進的なコクピットへと進化しました。
新型カムリは、2.5リッター4気筒エンジンと2つのモーターを組み合わせた第5世代のハイブリッドシステム(THS 5)を搭載。この組み合わせはトヨタのセダンとして初めてだといいます。
全車がハイブリッド仕様となり、システム最高出力はFF車が225hp、AWD車が232hpを発揮。パワフルな加速感とトルク感が味わえます。
先進運転支援システムは最新の「トヨタセーフティセンス3.0」を装備し、機能の向上を図りました。
現時点において、新型カムリが日本で販売される計画はないようですが、SNSではさまざまな反響が見受けられます。
「新型カムリを日本でも売ってくれるなら、かなり検討するのに」「海外で発表された新型カムリが発売されたらすぐオーダーするんだけどなぁ」「新型カムリかっこいいから日本でも出してほしいな」など、国内投入を望む声が寄せられました。
新しいデザインについて言及する人もおり、「新型カムリってカッコよくない? 今までのやつより好きかも」「新型カムリが欧州車みたいでいいな」と評価される一方、「慣れればかっこよく見えてくるのかな」「この顔も1年ぐらいしたら見慣れるだろう」と見慣れないといった意見があるなど、大胆にイメチェンした新顔は賛否両論あるようです。
また、「プリウス顔じゃんか」「プリウスフェイスに独立したトランクを持つセダンボディって需要あると思う」など、トヨタ「プリウス」に似ているとの声も。
最近のトヨタ車は「ハンマーヘッド」と呼ばれるサメのようなフロントデザインを採用しており、前述のように新型カムリにも用いられました。そのため、プリウスと類似したデザインとなったのですが、これはカムリが正常進化した証ともいえそうです。
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