ニッサン新型「軽バン」登場! 斬新「2人乗り“窓なし仕様”」に興味津々!? 新型「クリッパーEV」販売店の反響は
2024年1月30日、日産から新型「クリッパーEV」が発表されました。ニッサン軽商用バン初のEVモデルに対し、販売店ではどんな反響があるのでしょうか。
「EVの日産」が初導入する「軽EVバン」に反響は!?
日産は2024年1月30日、同社で初となる軽商用バンのBEV(バッテリーEV:電気自動車)モデル「クリッパーEV」を発表しました。
他社に先駆けて「リーフ」を発売するなど、BEVで先行する日産ですが、販売店ではどんな反響が集まっているのでしょうか。
新型クリッパーEVは、商用向け車両においても電気自動車(EV)の需要が高まっていることを受け、ラインナップの拡充を図ることで、今まで以上にユーザーにEVの魅力を届け、カーボンニュートラル社会の実現に貢献できることを目指すといいます。
アライアンスを組む三菱自動車工業の軽商用EVバン「ミニキャブEV」からOEM供給を受けるモデルです。
バッテリーは床下中央に搭載し、低重心化を図ることで、軽商用バン特有の揺すられ感や段差での跳ね感を低減し、乗り心地の良さと操縦安定性を実現。
航続可能距離は180km(WLTCモード)で、オプションで設定される急速充電を利用すると80%まで約42分で充電、普通充電では約7.5時間で満充電を可能としています。
荷室は最大積載量350kgと、商用車ならではの広々とした空間を確保。ホイールハウス出っ張りや後席を格納した際の段差をなくすことで、荷物の出し入れのしやすさなどを高めています。
安全面では、衝突回避を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や車線逸脱警報、ハイビームアシスト、踏み間違い防止アシスト(前進のみ)などを搭載。全車サポカーSワイド対象となっています。
このほか、Type AおよびType Cの充電用USBポートや、急速充電中もしくは普通充電中に、車内の空調機能をオンにできる「プレ空調スターター機能」などを採用しています。
ラインナップは2シーター、4シーターの2バリエーションを用意し、2シーターにはスライドドアガラスとリアクォーターガラスがパネル仕様となる「ルートバン」も設定しました。
新型クリッパーEVの価格(消費税込)は、286万5500円から292万500円です。
※ ※ ※
新型クリッパーEVの反響について、東京都内の日産販売店の営業スタッフは以下のように話します。
「先日発表になったばかりですが、法人のお客様を中心に多数のお問い合わせをいただいていますね。
最も安く購入できる2シーターに対して関心を示しているケースも多いです。
納車は早ければ3月か4月頃になるのではないかと予想されます」
また別の販売店でも「お客さまからのお問い合わせは多いですね。とはいえ納期は現段階では未定の状況です」と話します。
このように新型クリッパーEVに関心を寄せるユーザーも多いようで、販売店では少なくない問い合わせがあるようです。
またまたテールがハイゼットと同じなのが残念すぎる