「スマートキーが壊れた!?」 突然の“鍵トラブル”にパニック! もう車に入れない? 万が一の状況でも「安心」の対処方法とは

「電池の交換」や「再発行」の方法は知ってる?

 一般的に、スマートキーが反応しない原因の多くは「電池切れ」です。

「電池切れ」を起こしても、内蔵されているメカニカルキーを利用すれば対処可能
「電池切れ」を起こしても、内蔵されているメカニカルキーを利用すれば対処可能

 実はスマートキーには小さな電池が内蔵されており、これが切れてしまうとドアの開閉ができなくなるのです。

 電池の交換は、ディーラーに依頼すれば1000円前後で対応してもらえますが、基本的にカバーを外すだけで交換できる作業ですので、セルフで行うと電池代だけで済んで安上がり。ただし一部の外国車などでは、特殊な作業工程が必要だったり注意する点が存在する場合もありますので、一度ディーラーなどに確認することを勧めます。

 また、何らかの理由でスマートキーが故障した場合に備えて、事前に新しいスマートキーを作っておくのも良いでしょう。

 ディーラーの販売員によると、スマートキー再発行には3万円から5万円の費用が必要とのこと(ただし車種や作業内容によっては10万円以上と高額になる場合もあります)。

 そして再発行にはスマートキーの「キーナンバー」が必要です。

 この番号はスペアキーに取り付けられたシルバーやプラスチック製のプレートに記載されているので、再発行する際にはプレートを忘れず持参するようにしましょう。

※ ※ ※

 スマートキーが突然の故障や電池切れを起こしたことでドアの開閉ができなくなると、多くの人は慌ててしまうかも知れません。

 しかし、内蔵されているメカニカルキーを利用すれば大抵の事態は対処可能なのです。

「中にカギが入っているのを知らなかった」という人もいるかもしれませんが、万が一に備えてこの機会に覚えておきましょう。

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