全線復旧へ秒読み段階「のと里山海道」地震から1か月半「輪島へ緊急輸送いそげ!」急ピッチで工事進行中
2024年1月の能登半島地震で通行止めがつづく「のと里山海道」で、あらたに11.8kmが通行再開となりました。のと里山海道の復旧工事はどこまで進んでいるのでしょうか。
のと里山空港ICから延伸
国土交通省 金沢河川国道事務所は2024年2月15日、震災で通行止めがつづく石川県能登半島の「のと里山海道」について、横田IC~越の原IC間11.8kmで北行き通行再開しました(緊急車両等に限定)。
のと里山海道は、金沢市内と能登半島をむすぶ高規格道路です。北部の輪島市内に向けて徐々に延伸が続いており、現時点で、のと三井ICまでが開通済みです。
2024年1月初頭の能登半島地震で北側が大規模に被災し、通行止めになりました。緊急輸送ルートの確保のため、復旧工事が継続中となっています。
まずは輪島方面の輸送路が優先され、すでに徳田大津JCT~横田IC、穴水IC~のと三井ICが輪島方面の一方通行で通行再開済みとなっています。
そのあいだの区間のうち、今回、横田IC~越の原ICも通行再開となりました。残る完全通行止め区間は、越の原IC~穴水ICの3.7kmを残すのみとなります。
通行再開済みの区間は、いずれも輪島方面のみ、緊急車両に限って通行可能。速度は40km/hに制限されます。
同事務所は「ご協力ありがとうございました。引き続き、七尾方面の復旧作業にあたります」としています。
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