トヨタが新型「クラウンオープン」初公開! 美しいデザインに注目!? センチュリーSUVオープンとの共演が凄い! 開発秘話とは

2024年2月5日に「トヨタイムズ」が公開した「歴代の横綱もうらやむ特別仕様車 運命的な"100年"の縁」にて、新型「クラウンオープン」の姿がお披露目されました。

トヨタ新型「クラウンオープン」初公開! どんなクルマ?

 トヨタは2024年1月12日に新型「センチュリーSUV」ベースのオープン仕様を両国国技館で世界初公開しました。
 
 このお披露目会にて、実は「クラウンのオープン仕様もある」と示唆されていましたが、どのようなモデルなのでしょうか。

トヨタ新型「クラウンオープン」がお披露目された(画像引用:トヨタイムズ「優勝パレードに華を添えた 新型センチュリーのオープンカー」より)
トヨタ新型「クラウンオープン」がお披露目された(画像引用:トヨタイムズ「優勝パレードに華を添えた 新型センチュリーのオープンカー」より)

 新型センチュリーSUVオープンは、2025年の大相撲100周年を記念して製作されました。

 主に日本相撲協会が行う優勝力士パレードで使用するものとなっています。

 そんなパレードカーは、これまでトヨタ「クラウン」をはじめ、様々メーカーのクルマが使われてきました。

 新たにパレードカーを刷新するにあたり、2023年9月に世界初公開された新型センチュリーSUVの開発と平行する形で新型センチュリーSUVオープンも製作が進められたようです。

 なお当初は2022年7月15日に世界初公開された16代目の「クラウン(クロスオーバー)」がベースとなる予定だったといい、豊田章男会長は「本当はクラウンのオープンカーも用意していました」と語っています。

 しかし、トヨタの豊田章男会長と白鵬(宮城野親方)のやり取りにおいて「新しいセンチュリーSUVをベースにやろう」となったことで急遽、新型センチュリーSUVオープンが誕生したのです。

 なお、お披露目会後の2024年1月28日に開催された大相撲初場所で、横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)が4場所ぶり9回目の優勝を果たしました。

 そのため照ノ富士が初めて新型センチュリーSUVオープンに乗った優勝力士となったのです。

新型「クラウンオープン」を語るサイモン・ハンフリ-ズ氏(奥)とトヨタイムズの富川悠太氏(画像引用:トヨタイムズ「優勝パレードに華を添えた 新型センチュリーのオープンカー」より)
新型「クラウンオープン」を語るサイモン・ハンフリ-ズ氏(奥)とトヨタイムズの富川悠太氏(画像引用:トヨタイムズ「優勝パレードに華を添えた 新型センチュリーのオープンカー」より)

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 では、元々製作されていた新型クラウンオープンとはどのようなものだったのでしょうか。

「トヨタイムズ」が2024年2月5日公開した「歴代の横綱もうらやむ特別仕様車 運命的な”100年”の縁」にて、その姿を見ることが出来ます。

 動画内ではクラウンクロスオーバーをベースに製作された新型「クラウンオープン」の製作秘話が語られています。

 そのなかのひとつのこだわりとして「クロスオーバーの屋根をカットしていますが、元々の流麗な流れのデザインの意図はそのままに格好良いオープンカーを作った」ということが挙げられます。

 また動画内で中嶋裕樹副社長は「オープンカーは技術的にもモノづくりの技能的にも非常に難しいアイテムです。アメリカなどでも多く見られるオープンカーに憧れを持っているのも事実。屋根を切って風を感じながら走りたいDNAを持っているんですね」と語っています。

 さらにトヨタのデザイン領域を統括するサイモン・ハンフリ-ズ氏は「オープンカーでも洗練されていて美しく見えることが重要。普通のクルマと違うのは人が見えること。座る人もデザインの一部。クラウンとセンチュリーを作る際には不自然に見えないように工夫しました」と語ってます。

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 なおセンチュリーセダンのオープンとしては、2019年に天皇陛下の即位パレード「祝賀御列の儀」にて天皇皇后両陛下が乗られたものが存在していました。

 今回の新型センチュリーSUVオープンは主に優勝力士パレードで使用されます。

 では、今後新型クラウンオープンカーはどのような場面で使われるのでしょうか。

 中嶋副社長は「クラウンは各歴代モデルのオープンカーを作っていて様々なイベントで貸し出して使ってもらってます」と語るなど、今後様々な場所で見られるかもしれません。

【画像】「えっ…!」これが新型「クラウンオープン」です。 画像を見る!(30枚以上)

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