「洗いたいのに…」 なぜ「洗車機NG」のクルマ存在? ガソリンスタンドで断られる条件とは? スライドドア仕様は要注意? 条件とは

とある機能が原因で車内が水浸しになった事例も…どんな機能?

 また洗車機のトラブルではないものの、過去には洗車中に突然クルマのスライドドアが開いて内部が水浸しになるという事例が発生しています。

 これは、クルマの下部に足を入れてハンズフリーでドア開閉ができるタイプのクルマでセンサーが洗車ブラシに反応してしまったり、洗車ブラシがスライドドアのボタンを押してしまったりすることが原因といわれています。

 洗車の際はスライドドアの自動開閉機能をオフにするほか、すべてのドアをロックするなどの対策を講じておきましょう。

 なお過去には過去に都内のガソリンスタンドでは2020年11月5日に発表されたホンダ「オデッセイ」のスライドドアが「洗車中に勝手に開く恐れがある」という注意文章を掲出しました。

 これは「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」というリアウインドウにある流れる光に手をかざすことでパワースライドドアの開閉ができる機能です。

 この機能により、洗車中にスライドドアが開いたことで車内が水浸しになる事例があったようです。

 なお現在販売2023年末から発売されている新たなオデッセイでは、この機能は廃止されています。

ミニバンなどに採用される「パワースライドドア機能」ではセンサーの関係で洗車中に開いてしまうことも
ミニバンなどに採用される「パワースライドドア機能」ではセンサーの関係で洗車中に開いてしまうことも

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 禁止された装備品をつけたまま洗車をするとクルマが破損するだけでなく、洗車機も故障するおそれがあります。

 洗車機の注意書きをよく確認するほか、不安な場合にはガソリンスタンドの従業員に指示を仰ぐことも重要です。

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Writer: 元警察官はる

2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。

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