「外したタイヤ」どう保管してる? “置き方”が原因で「劣化」する可能性も!? タイヤの寿命を縮める「NGな保管方法」とは

タイヤ保管の「注意点」はそれ以外にも!

 このように、タイヤの状態によって適切な置き方が存在しますが、縦置きで保管する際はタイヤが転がってしまう可能性があります。

 タイヤカバーでまとめてしっかりと固定するか、専用のタイヤラックを用意しておくと安全に保管できるでしょう。

履き替えたタイヤにはどの場所に付いていたかの目印を付けておくと良い
履き替えたタイヤにはどの場所に付いていたかの目印を付けておくと良い

 また長期間保管する場合は、タイヤの重みが一箇所にかかり続けないよう“定期的に積み替える”のも大事です。

 そのほか、保管前に汚れをキレイに落としておくことも、タイヤの劣化を防ぐポイント。

 走行距離によるものの、一般的にノーマルタイヤは3年から5年、スタッドレスタイヤも同じく3年から5年での交換が推奨されています。

 しかし、タイヤの保管方法が悪いとタイヤが劣化し、寿命が短くなります。

 そして劣化したタイヤはバーストなどトラブルを誘発する危険性が高まるため、可能な限り適切な方法で保管したいところです。

※ ※ ※

 ちなみに「自宅にタイヤを保管するスペースがない」という場合は、「タイヤ保管サービス」を利用するのがお勧めです。

 これはカー用品店やタイヤ専門店などで実施しているもので、タイヤ履き替え後に、しばらく使わないタイヤを店舗の倉庫などに保管してもらえます。

 保管料は安いところであれば2000円前後/月ほどですので、必要に応じて利用してみてはいかがでしょうか。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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