5億円!? 400馬力超え日産「スカイライン」売れた!? 限定99台の激レアモデル… 「400R」はどんな人が買うのか
GT-R専門店のCRAFT SPORTSは「NISMO 400R」を東京オートサロン2024に展示しました。その価格は5億円となあるにもかかわらず、購入者が見つかったと話題を呼んでいます。どのような人が購入するのでしょうか。
超激レアの400R! いったいどんなクルマ?
GT-R専門店のCRAFT SPORTSは「NISMO 400R」を東京オートサロン2024に展示しました。その価格は5億円となあるにもかかわらず、購入者が見つかったと話題を呼んでいます。どのような人が購入するのでしょうか。
2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」で展示された日産「スカイラインGT-R(通称R33)」をベースとした「NISMO 400R」が大きな話題を呼びました。
付けられた値段は5億でしたが、高額な販売価格であるにもかかわらず、購入者が見つかったと話題を呼んでいます。
展示したのは日産GT-Rの専門店であるCRAFT SPORTS。
話題を呼んだ背景には、400Rの希少性の高さとその販売価格にありました。
400Rとは、1995年2月1日に受注が開始されたスポーツカーです。ベースとなる通常のR33型のスカイラインGT-Rをより強化した「究極のR33」とも呼ばれる1台です。
受注受付は99台限定となっていましたが、実際に生産されたのは55台。
さらに、そこからオーナーの手に渡ったのは40台と言われているため、極めて希少性が高いモデルとなっています。
これに加えて、400Rは通常、何かしらのカスタムが施されていることが多いクルマですが、今回のこの個体はカスタム箇所がなく、フルノーマル状態で維持されているという点です。
400Rという名前の由来は、専用エンジンがN1マシンと同等の最高出力400馬力を発揮することから命名されました。
通常のGT-Rモデルは2.6リッターエンジンを搭載していましたが、400Rは2.8リッターへと排気量もアップしています。
また、エンジンのほかにボディ剛性やシャシーにも改良が加えられており、走行性能が格段と上がっていることが魅力です。
そんなフルノーマルの400Rは、なんと5億円というプライスタグがつけられ、多くの話題を呼びました。
そんな今回の400Rですが、東京オートサロン2024の会場では販売価格5億円に対して驚きの声が寄せられていました。
しかし、今回そんな400Rに買い手がついたとSNSで噂が広まっています。
展示と販売を行っているGT-R専門店のCRAFT SPORTSの担当者は、SNSでこの個体の買い手が見つかったとの噂に対して、次のように話します。
「正直なところ、まだ多くの問い合わせを頂いております。
その中で価格の交渉や、実際に輸出できる国かどうかの精査を複数の人と調整をしている状況です」
また、購入を検討しているユーザーは、かなり高額であるこの400Rの何が決め手となっているかについて、同担当者は次のように話します。
「新車での販売は日本しかありませんでしたが、そのなかで本当に価値のあるクルマだったので、『もう他に見つけられない』といったことを魅力にオーダーをする人が多いです。
決めてとしては、『欲しいからと言って簡単に手に入るものではない車両であること』があげられます。
さらに『とにかく希少性が高く、また低走行で、状態の程度が良い事』などを挙げられていました。
日本のクルマであるGT-Rを、数ある専門店の中でも1番大きなショップである弊社から『最高のクルマを購入してみたい』というご意見も頂戴しています」
このように、極めて希少性が高い400Rは、5億円というプライスタグがついているにかかわらず、さまざまなオファーが寄せられているようです。
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なおアメリカには通称「25年ルール」(米国への輸入条件)が存在。400Rはこのルールが解禁されたのち、輸入第1号車が2021年のイベントで展示されていました。
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