ド迫力顔のトヨタ「ハイエース」実車展示! 内装は「豪華ベッド」搭載!? 存在感スゴいGRAFAM Grenとは
「東京オートサロン2024」でトヨタ「ハイエース」をベースとしたキャンピングカー「GRAFAM Gren」も展示されていました。
8ナンバー登録も可能! ハイエースベースのGRAFAM Grenってどんなクルマ?
ハイエース用のボディキットとなるストークが手掛けるギブソンブランドの「GRAFAM Gren」が「東京オートサロン2024」で注目を集めていました。
存在感のあるフェイスにはどのような特徴があるのでしょうか。
GRAFAM Grenは、8ナンバー登録が可能なキャンピングカーです。
8ナンバーとは「特種用途自動車」を指し、警察車両や給水車、消防車など一定の条件下において使用されたり、特殊な用途に使われる設備・装置などを備えていたりするクルマのことです。
キャンピングカーや宣伝カーなども8ナンバーに含まれており、維持費が通常のナンバーよりも安く抑えることができることから、キャンピングカー愛好家は8ナンバーを選択肢に入れることも少なくありません。
そういったユーザー向けに、今回のGRAFAM Grenが登場しました。
GRAFAM Grenのエクステリアは、威圧感があり、通常のハイエースとは大きく異なる外観です。
車高調整が行われており、フロントフェイスもバンパー部分が延長され、サイドグリルが取り付けられています。
加えて、レッドのホイールはさらなるスポーティさを演出。ハイエースの面影はあるものの、通常モデルと比較するとかなりパワフルな印象を与えるのが特徴的な一台です。
インテリアもエクステリア同様で、レッドのシートがキャンピングカーながらもスポーティな車内空間を作り上げます。
そんなGRAFAM Grenを制作したGIBSONの担当者は、どのようなカスタム車両になっているかについて、次のように話します。
「ハイエースのバンをハイドロを組んで車高を下げています。外装は当社のエアロを装備し、内装はシートカバーをつけています。
ベットキットを取り付け、シンクやガスコンロが装備されています。それにより、8バンバーでの登録が可能になりました」
また、どういった経緯でこの車両をカスタムしたのかについて、同担当者は次のように話します。
「もともとハイエースで車高が高いものと低いものを作っていました。
今回はキャンパーに向けて、かつデザイン性を増したものを作りたいという想いからカスタムをしました。
また、8ナンバーで登録するというのもコンセプトのひとつです」
さらに、カスタムをした点で製作者がこだわっているポイントについて、同担当者は次のように話します。
「キャンプキットもそうですが、外装のホイールとフェンダー部分にこだわりがあります。
ハイエースのフェンダー部分は出っ張っていませんが、この車両では迫力を出すためにオーバーフェンダーにしています」
今後、ほかのモデルでも同じカスタムをする予定について、同担当者は「同じ商用バンの日産『キャラバン』で同じカスタムを予定しております」と話します。
そんな人気のハイエースやキャラバンで、車高調整が行われた威圧感のあるデザインが魅力のキャンピングカーが誕生しました。
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