“日産車”ベースの新型「コンパクトミニバン」初公開! 「角目」レトロ顔がカッコイイ! 新型「ソノバ」の魅力とは
カリフォルニアビーチの世界観をイメージした新型「ソノバ」
人気を集めたカリカですが、サイズが少し大きいという声もあったことから、2024年1月9日に新型モデルのソノバが誕生しました。
ハイエースよりもコンパクトな日産「NV200バネット」をベースにした新型ソノバには、ワゴンタイプ(2列シート仕様と3列シート仕様)、バンタイプ(4WD・2列シート仕様)の3タイプがラインナップされています。
「潮風と共に、家族を乗せてどこまでも」というフレーズとともにデビューした新型ソノバ。
自由に生きること、青い海と青い空と共生することを夢見て、若者たちが世界中から集まるカリフォルニアのビーチの世界観をイメージしているといいます。
そのデザインはミニバンでありながらも、ワイド&ローフォルムと角型縦4灯ヘッドライト、鋭いスラントのグリル形状により、個性的なデザインとなりました。
特にサイドから見ると、スラントしたフロント部分の低さが際立ちます。さらにAピラーの前から全て変更されているのですが、全く違和感はありません。
正面から見てもその印象は変わらずに、低く広くというキャルズモーターシリーズのモチーフが際立っています。
さらに新型ソノバは他のシリーズよりもクロームバンパーの厚さが加わり、強い押し出し感も加わりました。
松崎さんは、新型ソノバのこだわりについてこう話します。
「フロントの押し出しの強さが1番のポイントです。
そしてこれまでと違うのは、ボンネットとともにフェンダーもスチールで作っていることです。
どうしても面積が大きくなりますので、ゆがみなどが出やすくなることや、プレスラインなどの精度を出したかったのです。
“アルパイン”の名を冠していますので、品質にも非常にこだわっています」
当然のことながら、サイドにあるピンストライプもずれなくきれいに引かれているので、相当なレベルの完成品質を求めているようです。
※ ※ ※
「キャルズモーターシリーズのデザインは、1970年代や80年代のアメリカ車のイメージです。
その時代のクルマを実際に買うと、維持費だけでなくパーツを買うのにも苦労することがあります。
しかしそれらをイメージできるデザインをまといながら、中身は新しい日本車であり、もちろん最新のナビもついてきますので、“古き良き”と“新しき良き”を融合したクルマたちなのです」
キャルズモーターシリーズの魅力について、松崎さんはこのようにまとめてくれました。
個性の多様化といわれる時代、ノーマルだけでなく様々なクルマの楽しみが出てきました。
一方でカスタマイズしたクルマの中には、まだまだ品質に乏しいものも見られるのが現状です。
しかし、アルパインスタイルのキャルズモーターシリーズからは全くそういったことは感じさせず、見事に作り上げられていました。
まさにアルパインの名に相応しい完成度といえるでしょう。
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