6年ぶり全面刷新! トヨタ「FF最大・最上級セダン」発売! 鮮烈赤内装&めちゃスポーティデザインの「カムリ」中国で先行販売開始
2024年1月1日、11代目となるトヨタ新型「カムリ」が中国で先行発売されました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新型「カムリ」販売開始
2024年1月1日、トヨタのグローバルミッドサイズセダン「カムリ」の11代目となる新型モデルが中国で先行発売されました。価格は17万3800元(約355万円)からです。
カムリは、1980年に2ドアスペシャリティ「セリカ」から派生した4ドアセダン「セリカカムリ」として登場。
1982年のフルモデルチェンジでFF(フロントエンジン・フロントドライブ)となり、その広い室内などが高い支持を得て、アメリカをはじめ世界各国へ輸出されるようになりました。
なかでもアメリカでは後にベストセラーカーとなり、海外生産も含めトヨタの世界戦略車としての地位を確立していきます。
2023年、日本での生産や販売は終了しましたが、海外では依然として根強い人気があり、モーターショーなどで新型が披露され、発売への期待が高まっていました。
中国で先陣を切るように発売となった新型は、セリカカムリから数えて11代目、現地では9代目として打ち出され、大別して3つのスタイルで展開されます。モダンで未来的なLE、スポーティーなSE、スポーティーとラグジュアリーを融合したXSEです。
最近のトヨタ顔ともいえる「コの字ヘッドライト」を採用した精悍なスタイリングは基本的に3モデル共通ながら、バンパーグリルをボディ同色としたLEに対して、SEとXSEはピラー部分を含めて黒色にするとともにエアロパーツの装着などで差別化を図っています。SEはさらにエアロパーツも黒色、XSEは随所にメッキパーツを装着しています。
内装は、黒基調、ベージュ基調、赤基調の3種類を設定。空調操作スイッチに静電容量方式の半透明パネルを採用したほか、アンビエントライトによる多彩な演出で、高級感を演出しています。
パワーユニットは、2リッターガソリンまたは2リッターハイブリッド。価格は前者が17万3800元(約355万円)から、後者が8万1800元(約370万円)からです。
新型カムリは、アメリカでも2024年夏をめどに発売が予定されています。ただ、中国仕様とアメリカ仕様とではパワーユニットや内装などが一部異なります。高級感の演出という点においては、中国仕様の方が目立っているようです。
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