スズキは、2024年1月12日から14日に幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催される「東京オートサロン2024」の出展概要を発表しました。
　
　同会場のスズキブースでは、世界初公開の参考出品車3台を含む、合計9台を展示するといいます。

　今回のスズキブースで公開される参考出品車は、オフロードでもタフに使える軽トラック新型「スーパーキャリイ マウンテントレイル」、親子でアウトドアと料理を楽しめる新型「スペーシア パパボクキッチン」、そして12月6日に発売されたばかりの新型「スイフト」をベースに専用のマットカラーやホイール、デカールを施した新型「スイフト クールイエローレヴ」の3台です。

　まず新型スーパーキャリイ マウンテントレイルは、キャビンの広さと快適さを特徴とする軽トラック「スーパーキャリイ」をベースに、オフロードをタフに駆け抜けることができる強靭さとデザイン性を兼ね備えたコンセプトモデル。

「アクティブな大人」を想定ユーザーに、山をストイックに楽しめるクルマとして、業務のみならず遊びにも活躍する、商用車の新たな世界観が余すこと無く表現されています。

　フロントドアは排除され、ガードバーに交換。車体全体も強固なパイプフレームで囲まれ、外部からの衝撃にも耐える力強さが見た目からも伝わります。

　インテリアにはフルバケット式のシートを二座設けて、たとえ悪路で揺さぶられようとハンドリングに影響が生じないよう工夫が凝らされました。

　そのほか、リフトアップした足回りにオフロードタイヤを組み合わせ、通常のスーパーキャリイよりも走破性を高めています。

　次に紹介するのが、本格オフローダー「ジムニー」との関連性を感じる“縦型ルーバーと5スロットルグリル”を装備した新型スペーシア パパボクキッチンです。

　同車は、スーパーハイトワゴンタイプの軽自動車「スペーシア」を元に開発されたコンセプトモデルで、ファミリーキャンプの世界観をコンパクトなボディに凝縮。

　リヤシートから荷室にかけての車内スペースを実用的なキッチンにすべく、手の込んだカスタマイズが施されており、親子でアウトドアや料理を一緒に楽しめるユニークなモデルです。

　これにより親子の新たなコミュニケーションの場として活用でき、スペーシアの新たな一面が楽しめるといいます。

　参考出品車の最後の一台が、新型スイフト クールイエローレヴです。

　同車は新型スイフトの新色である「クールイエローメタリック」の魅力をより引き出したスポーティなコンセプトモデルで、マットカラーに仕立てたボディカラーに大胆なグラフィックを組み合わせます。

　また、ボディサイドに大きくあしらわれた「4」の文字は、この新世代コンパクトカーがグローバルモデルとして4代目と進化したことを強く主張しています。

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　スズキは上記の参考出品車3台のほか、6台の車両を展示するとしており、新型スイフトや新型スペーシア カスタム、スーパーキャリイなど様々な市販車も登場する予定です。

「東京オートサロン2024」は、2024年1月12日から14日に幕張メッセで開催され。スズキブースの場所は、東7ホールです。