ホンダ「4ドアスポーツカー 最強仕様」世界初公開へ “赤バッジ”輝く「シビック タイプR」“フル無限仕様”を1月にお披露目

ホンダ車のカスタマイズパーツブランド「無限」を手掛けるM-TECは、2024年1月12日から3日間開催される「東京オートサロン2024」への出展概要を発表しました。ブースでは2台の「シビック タイプR」が初公開されるといいます。

「シビック タイプR」“フル無限仕様” 市販化に向けたパーツを公開へ

 ホンダ車のカスタマイズパーツランド「無限」を手掛けるM-TECは2023年12月25日、カスタムカーショー「東京オートサロン2024」への出展概要を発表しました。
 
 ブースでは、前回の東京オートサロン2023で展示された「シビック タイプR 無限 コンセプト」の市販化を見据えたカスタムカー2台を世界初公開するといいます。

「無限シビックR」市販化へ
「無限シビックR」市販化へ

 ホンダ「シビック タイプR」は1997年に登場した4ドアスポーツカーで、現行モデル(FL5型)は2022年9月1日に発表。11代目「シビック」をベースとし、同車の「タイプR」シリーズとしては通算6代目となりました。

 動力性能の向上だけでなく、操縦安定性やドライバーに忠実なレスポンス性、先進運転支援システム「ホンダ センシング」の採用など、正統な進化を果たしました。

 搭載されるエンジンは先代(FK8型)と同じ「K20C」型2リッター直列4気筒VTECターボですが、10馬力と2.0kgmの出力向上が図られたことで、最高出力330馬力・最大トルク420Nmと、歴代シビックタイプRの中でも最強スペックとなっています。

 そんなシビック タイプRですが、無限は2023年の東京オートサロンでシビック タイプR 無限 コンセプトを公開していました。

 主に、ダクト付き専用ボンネットや大型リアウイング、リアアンダースポイラー、ドアミラーなどにカーボンパーツを使用し、スポーティさをより際立たせたほか、専用1本出しセンターマフラーを装着。

 内装もステアリング、シート、マット、シフトノブなどが精悍な雰囲気のパーツにカスタムされています。

 東京オートサロン2024では、このコンセプトモデルを市販化するべく1年かけてパーツを開発したといい、量産を前提としたプロトタイプを出展する予定です。

 カスタムモデルは2タイプあり、「Group.A」は樹脂素材やステンレス素材を基本としたパーツを装着。

 一方の「Group.B」はコンセプトを“究極のTYPE R”とし、カーボンやチタンといった軽量な素材を用いることで、性能向上を目的とし更なるハイスペック仕様とした車両だと説明します。なお、実際の出展車両は特別なカラーリングが施される予定です。

 このほか、2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権にて野尻智紀選手がドライブした「Red Bull MOTUL MUGEN SF23」や、レース用アプリケーション「SFgo」の体験コンテンツ、2024年放送予定のテレビアニメ「HIGHSPEED Etoile(ハイスピードエトワール)」とのコラボ企画が実施されます。

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